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1行おきに網掛け


 プレゼンテーションで使われる表や Excel のサンプルでは、1行おきに網掛けをしてあるものがあります。また、オートフォーマットにも、そのようなタイプのフォーマットがあります。行数が多い場合など、とても見やすくなります。
 しかし1行おきに網掛けしても、並べ替えや行の挿入・削除をすると体裁がくずれてしまいます。そのたびにいちいち網掛けのやり直しをするわけにもいきません。(^_^;)
 そこで、登場するのが「条件付き書式」です。条件付き書式で1条おきに網掛けしておけば、いくら並べ替えを実行しても途中で行を挿入しても削除しても、自動的に1行おきの網掛けを更新してくれます。

 その方法です。
 まず、1行おきに網掛けしたい表のセル範囲を選択しておきます。
 次に、メニューの[書式]−[条件付き書式]を実行します。左側のボックスで「数式が」を選び、右側のボックスには次の数式を入力します。

 =MOD(ROW(),2)=0 

 ROW() は行番号を返し、MOD(割られる数, 割る数) はわり算のあまりを返します。したがって、上の数式は「該当するセルが偶数行であれば」という条件になります。
 条件の指定ができたら、書式を設定します。[書式]ボタンを押して、好みの網掛けを指定すれば終わりです。[OK]ボタンを押すと、偶数行が網掛けされているはずです。
 なお、奇数行に網掛けしたい場合は、数式を「=MOD(ROW(),2)=1」としてください。



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