特設「西洋魔術結社に愛の手をっ!」
第1章:「呪紋」編
『九字刀印なしで主役を護る!!』


突然だが、万能カウンターである九字刀印[AA]に頼り過ぎてはいないだろうか?
確かに、相手プロジェクトのファストの勢力に関係なくカウンター出来るというのは大きな魅力ではあるが、 そのために3コストを残して行動する事に窮屈さを感じた事はないだろうか?

ここでは、主力ブレイクを九字刀印[AA]を使わずに安全に確実に守る方法について考察する。

まず、下に汎用的な除去カードとそれに対する2回までのカウンターの対応表を示す。

除去カード(相手)第1カウンター(自分)カウンター(相手)第2カウンター(自分)
奇門遁甲陣[AA]←聖書の頁[AA]←破魔札[AA]←聖書の頁[AA]
死の印[AA]←破魔札[AA]←聖書の頁[AA]←破魔札[AA]
エナジードレイン[AA]←ホーリーグレイル[JM]←破魔札[AA]←聖書の頁[AA]
(上記全て)←プロテクションシールド[SD]←エンジェルハイロウ[JM]←粒子加速器[JM]
←呪紋[AA]←破魔札[AA]←聖書の頁[AA]
(プロテクションシールド[SD]
(呪紋[AA]
←禊祓祝詞[LW]←聖書の頁[AA]
−−−(すべて)←九字刀印[AA]←聖書の頁[AA]

仮に第1カウンターを全て投入したとして、第2カウンターの使用できる確率は聖書の頁[AA]が71.4%、破魔札[AA]と粒子加速器[JM]が それぞれ14.3%となる。ここで、第1カウンターを呪紋[AA]とすると、第2カウンターの使用できる確率は聖書の頁[AA]が100%となる。
表から分かるとおり、第2カウンターの使用確率を100%とする事ができるのは、第1カウンターに呪紋を選択した時のみである。

呪紋[AA]を第1カウンターとすると、奇門遁甲陣[AA]以外の除去をカウンターする事が可能である。 また、呪紋[AA]へのカウンターはすべて阿羅耶識であるため、第2カウンターを聖書の頁[AA]に限定する事が可能である。 奇門遁甲陣[AA]へは聖書の頁[AA]を使用できるので問題ない。

以上の事より、呪紋[AA]と聖書の頁[AA]でほぼ確実に主力ブレイクを守る事が可能となるはずである。 九字刀印[AA]の使用コストは3コスト、呪紋[AA]と聖書の頁[AA]の使用コストは両方合わせても3コストである。 必要カード枚数は増えているが、戦略の柔軟性では九字刀印[AA]を遥かに凌ぐ事は間違いないであろう。

しかし、これらの選択が必ずしも完全であるとは限らない。 また、選んだ勢力によってはまた別の選択肢が現れるはずであろう。 カウンターのためだけにWIZ-DOMを投入して安定性が損なわれるようであれば、それは本末転倒というものである。