Startbutton Clockの設定について

インストール、アンインストールの仕方、動作環境、著作権等の一般的項目についてはReadMe.txtをご覧ください。

設定タブの説明(大体の項目はマウスカーソルを近づけるとポップアップヒントが出ます。)
1.表示

2.デジタル時計
3.アナログ時計
4.その他

時刻および日付の書式指定の仕方


1.表示

"表示"でアナログ時計、デジタル時計、Windowsロゴの表示/非表示を切り替えることが出来ます。

また、変更ボタンを押すとその並び順が変わります。全部で6通りあります。

デジタル時計、アナログ時計、Windowsロゴのいずれかは必ず表示しなければなりません。いずれも表示しないとボタンがなくなってしまうからです…

"ボタンの高さ"でスタートボタンの高さを設定することが出来ます。標準は20ピクセルです。

"起動してから時計表示までの遅延"でStartbutton Clockを起動してから実際にタスクバーをのっとって時計を表示するまでに時間差を設けることができます。

XPでスタートアップで常駐させているとき、環境によってはたまに時計の時刻が正しく更新されない(止まったようになってしまう)場合があります。
このような現象に遭遇した場合、設定の"起動してから時計表示までの遅延"を適当な値(20秒程度?)にセットしてください。

"ボタンの背景色"でボタンの背景色を変更することができます。

"初期設定に戻す"でこのタブの内容を初期設定に戻すことができます。


2.デジタル時計

"書式"でデジタル時計の書式を設定することが出来ます。書式については書式指定の仕方をご覧ください。"時刻を先に表示"にチェックを入れると、左側に時刻、右側に日付が表示されます。チェックを入れないと左側に日付、右側に時刻が表示されます。

"フォント"でデジタル時計のフォントを変更することができます。

"文字の色"でデジタル時計の文字の色を変更することができます。

"初期設定に戻す"でこのタブの内容を初期設定に戻すことができます。


3.アナログ時計

"秒を表示する"で秒針の表示/非表示を設定できます。

"サイズ"でアナログ時計のサイズを20-60ピクセルまで設定することが出来ます。

"色"でアナログ時計の長針、短針、秒針、背景、目盛りの色を変更することができます。

"初期設定に戻す"でこのタブの内容を初期設定に戻すことができます。


4.その他

"時報"で一定間隔でwavファイルを鳴らすことができます。間隔は、0:00からの間隔で指定してください。例えば60を指定すると毎時0分に、30を指定すると毎時0分と30分に鳴ります。

"ツールチップヒントの書式"でツールチップヒント(スタートボタンにマウスを近づけていったときに出るウインドウ)の書式を設定することが出来ます。書式については書式指定の仕方をご覧ください。"時刻を先に表示"にチェックを入れると、左側に時刻、右側に日付が表示されます。チェックを入れないと左側に日付、右側に時刻が表示されます。

"時差"で実際の時間との時差を設定することができます。たとえばタスクトレイに出るシステム標準の時計と同時に表示すれば海外にいる相手の時刻などと容易に比較することが可能です。
"時差(分)"のところに表示時刻と実時刻の差(分単位)を指定してください。0.5時間の時差も指定できるように分単位にしています。最大1440分=プラス24時間、最小-1440分=マイナス24時間まで指定できます。
"時刻の前に+-を表示"で本来の時刻と比べて翌日、前日の場合時刻の前に+,-を付けて表示するかどうかを指定します。

"初期設定に戻す"でこのタブの内容を初期設定に戻すことができます。


時刻および日付の書式指定の仕方

時刻および日付の書式指定の仕方は下の2つの表のとおりです.誤った解釈を避けるためにそのまま表示したい文字に対してはシングルクオーテーションマークで囲むと安全だそうです。別に囲まなくても普通は大丈夫です。

日付の表示される言語を変える場合は、コントロールパネルの"地域"→"日付"の設定から"カレンダーの種類"を変更してください.
また、時刻のAM,PM表記を変える場合は、コントロールパネルの"地域"→"時刻"の設定から"午前の記号"と"午後の記号"を変更してください。

注意!! "先頭に0は付きません"と書いてある書式は使用しない方が無難です(特に分、秒)。なぜなら0が付くとき、付かないときに テキストの長さが変わる結果、時間とともにボタンのサイズがころころ変わってしまうからです。同様の理由でプロポーショナルフォントも推奨できません。

時刻の書式指定の仕方
("午前、午後"での例、"AM,PM"での例、はそれぞれ"午前の記号"と"午後の記号"を"午前、午後"、"AM,PM"にした場合の、21時7分6秒の例です.)

書式 意味 "午前、午後"での例 "AM,PM"での例
h 12 時間制の時間。先頭に0は付きません。 9 9
hh 12 時間制の時間。1桁の場合、先頭に0が付きます。 09 09
H 24 時間制の時間。先頭に0は付きません。 21 21
HH 24 時間制の時間。1桁の場合、先頭に0が付きます。 21 21
m 分。先頭に 0 は付きません。 7 7
mm 分。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。 07 07
s 秒。先頭に 0 は付きません。 6 6
ss 秒。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。 06 06
t 時刻マーカー。「A」「P」など。   P
tt 時刻マーカー。「AM」「PM」「午前」「午後」など。 午後 PM

例えば、"午前、午後"に設定して
"tt hh' 時 'mm' 分 'ss' 秒 '"
と指定すると、
"午後 01 時 23 分 45 秒"
のように表示され、"AM,PM"に設定して
"tt hh:mm:ss"
と指定すると、
"PM 04:12:09"
のように表示されます。

日付の書式指定の仕方(和暦での例、日本語での例、英語での例はそれぞれカレンダーの種類を"和暦","西暦(日本語)","西暦(英語)"にした場合の,2001年8月9日木曜日の例です.)

書式 意味 和暦での例 日本語での例 英語での例
d 年月日の日。先頭に0は付きません。 9 9 9
dd 年月日の日。1桁の場合、先頭に0が付きます。 09 09 09
ddd 曜日(短い形式)。 Thu
dddd 曜日(長い形式)。 木曜日 木曜日 Thursday
M 年月日の月。先頭に 0 は付きません。 8 8 8
MM 年月日の月。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。 08 08 08
MMM 年月日の月(短い形式)。 8 8 Aug
MMMM 年月日の月(長い形式)。 8月 8月 August
y 年月日の年。先頭に 0 は付きません。 13 1 1
yy 年月日の年。1 桁の場合、先頭に 0 が付きます。 13 01 01
yyyy 年月日の年。4 桁で表されます。 13 2001 2001
gg 時代を示す文字列。該当しない場合は無視されます。 平成    

例えば、日本語で
"yyyy' 年 'M' 月 'd' 日 ('dddd')'"
と指定すると、
"2001 年 8 月 9 日 (木曜日)"
のように表示され、英語で
"dddd, MMMM dd, yyyy"
と指定すると、
"Thursday, August 09, 2001"
のように表示されます。