ご使用の前に

ご使用の前にとても重要な注意事項があります。

このアプリケーションは、私の動作確認環境では十分にテストいたしましたが、その他の環境では、特に以前のバージョンからの修正、変更点については十分にテストされていません。

仮想CD-ROMのデバイスドライバを私が作成している以上、それが原因で予期せぬ不具合を引き起こし、システムそのものが停止してしまう可能性があるのです(いくら堅固なWindowsNTでも、カーネルモードのデバイスドライバはほんのわずかなミスでシステムそのものを止めてしまうのです…)。また、ありもしないCD-ROMドライブが突然システムに現れるというその性質から、ハードウェア的な相性の問題も考えられます。このアプリケーションはそのようなデバイスドライバを用いているという点において他のものと比べてかなり特殊だということを念頭においていただくようお願いします。

免責事項はよくご覧になってください。

特に、ドライバのロード時(NTの起動中)にデバイスドライバの不具合や相性問題等によりシステムが停止してしまうと、Windows NTが起動すらできなくなってしまうので、その回避方法をインストール時に用意します。

念のため、この説明は印刷して保存しておくことをお勧めします。
もし、起動中にトラブルが発生して起動できなくなったら、

  1. いったん電源を切って、再起動します。
  2. ブルースクリーン画面に行く前の、
    "ここでSpaceキーを押すと、ハードウェアプロファイル/システム構成の回復メニューが表示されます"
    というメッセージが出る画面でスペースを押してください。
  3. プロファイル構成を選ぶ画面になるので、
    "Except VCDDrv.sys (Created by Virtual Disk for Windows NT)"
    というものを選択して、Enterを押します。
  4. すると、vcddrv.sys(仮想CD-ROMのデバイスドライバ)をロードせずに、WindowsNTが起動するので、そこでアンインストールすれば以前の状態に復旧することができるはずです。安全のため、このプロファイルに対しては本プログラムはインストールできないようになっています。

また、初めてインストールした後、一度は上記の方法で仮想CD-ROMのデバイスドライバをロードせずに起動できるかどうか確かめておいてください。なお、仮想CD-ROMのデバイスドライバをロードしているかいないかは、ブルースクリーンの画面でメッセージが出るかどうかで判断できます。

その他わからないことがあれば必ずインストール前にご質問下さい。