1次元時系列データの近似関数を最小二乗法により求めます。
*MSゴシック又はMSPゴシックを使用して画面を作成しています。文字化けしてしまう場合は
OSに上記ニ種のフォントを入れてからご使用下さい。
1.簡単な使い方
2.理論
3.質問等
ダウンロード(Vectorサイトより)
*このソフトウエアは無償で公開されています。サポートについてはこちらをご覧下さい
有償サポートを希望の方は別途こちらからお問い合わせください。
1.簡単な使い方 1. サンプルデータEN3000.DATを添付しております。まずはそのデータから試してみて下さい。”何次で計算”の部分に次数(例えば3)を入力し実行ボタンを押下して下さい。ファイル選択ダイアログが出力され、ファイルを選ぶ事が出来ます。 2.下記のようなデータが表示されれば、成功です 3.その関数の次数が”近似関数”の欄に表示されます。 今回は 3次の係数 -3.535903 2次の係数 172.761032 1次の係数 -2473.022461 0次の係数 10019.911574 でした。 4.今回読み込んだファイルを更に解析してみようと思った場合、現在選択中のファイルを使用を選択する事により簡単に行う事が出来ます。 今回は 10次の係数 0.000000 9次の係数 0.000030 8次の係数 -0.002860 7次の係数 0.140217 6次の係数 -4.027658 5次の係数 70.695510 4次の係数 -757.022245 3次の係数 4741.095690 2次の係数 -15620.111152 1次の係数 20134.165000 0次の係数 2134.134773 でした。3次に比べてかなり綺麗に近似関数が取れているのが分ると思います。 以上が簡単な使い方です。 その他大量データ処理や後々レポートを作り易いようにグラフファイルを画像ファイルとしてクリップボードにコピーする機能などを搭載しています。用途に合わせて使い変えて見て下さい。 |
2.理論 |
最小二乗法とは、測定値とモデル関数から得られる理論値の差の二乗和が最小となるようなモデルのパラメータを決定する手法の事である。具体的には,残差二乗和を各係数で偏微分した式を=0とした連立方程式を立てて解くと言う事である。 現在はエクセルなどにもこの機能が搭載されているが、このプログラムでは2次元以上の関数についても解析を行う事が可能である。 |
3.質問等 |
Q 1.ファイルフォーマットの入力の仕方 (今回3次で実行したいので3次の入力方法) 2.その入力例 3.その後の使用方法 A >1.ファイルフォーマットの入力の仕方 >(今回3次で実行したいので3次の入力方法) ヘルプのファイルフォーマットについてを参照して下さい En3000.dat というテストデータも同梱していますので参考にして下さい >2.その入力例 08-08-1994 心電の仰臥位1での測定データ >>> R-R resampling: .8 1996-09-12 02:37:19 2622 .8 1.0045 →ここからがデータ となります 1.0245 >3.その後の使用方法 次数を入力し、実行ボタンを押下 ファイルを読み込んで下さい。結果が実行されます |
Q 3次の場合は3枚のファイルを作るということですか? それともX値、Y値、Z値は縦(あるいは横)に順番に並べればよいのですか? A そのような時系列には対応しておりません 別のソフトウエアをご利用下さい (追加) お問合せに関して双方で認識の違いがあったかもしれません ので補足します。本プログラムのドキュメントに記述されて いる「2次」「3次」は「2次関数」「3次関数」のことで あり、2次元データ、3次元データのことを示しておりませ ん。つまり1次元時系列データの近似関数を3次関数と仮定 するかという設定内容です。誤解が生じているようなら申し 訳ありません。 ※つまり、解析対象のデータはあくまで1次元時系列データ であり、近似式としてn次(メモリの制限はありますが)の関数を指定できるということです。 |
2002/10/10 新規公開 |