ウィンドウクラスとウィンドウIDの関係

 

PGでウィンドウを作成(build)するには、二通りあります。

 

  1. FN pGbuild(wndID)
  2. FN pGbuild(-wndClass)

 

混同されがちですが、上の二つは異なるものです。

PGで作成したウィンドウの番号が、ウィンドウクラス(wndClass)です。

FB実行中に開いているウィンドウの番号が、ウィンドウID(wndID)です。

そして重要な事ですがwndClassとwndIDは必ず違う数になります。

 

例で説明しましょう。

 

PGで作成したウィンドウが、2種類あるとします。

 

  1. ハイフン( - )を付けない場合
    FN pGbuild(1)
    この時 window(_outputWnd)は、1
    FN pGbuild(2)
    この時 window(_outputWnd)は、2
  2. ハイフン( - )を付ける場合
    FN pGbuild(-1)
    この時 window(_outputWnd)は、3
    FN pGbuild(-2)
    この時 window(_outputWnd)は、4
    FN pGbuild(-1)
    この時 window(_outputWnd)は、5
  3. 両者混在している場合
    FN pGbuild(-1)
    この時 window(_outputWnd)は、3
    FN pGbuild(2)
    この時 window(_outputWnd)は、2
    FN pGbuild(-1)
    この時 window(_outputWnd)は、4

 

上の例から想像つくかもしれませんが、

ウィンドウクラスとウィンドウIDの関係法則があります。

  1. FN pGbuild(W) -> W = window(_outputWnd)
  2. W = {1,2,3,・・・,n}
    FN pGbuild(-W) -> window(_outputWnd) > n
    window(_outputWnd)は、FN pGbuild(-W)を呼んだ順番
  3. W > 1