第二回・その解説

さて、第二回。今回は前回のプログラムを少しずつ見ていきましょう。
まず最初の行

	#include <windows.h>

これはwindows.hというファイルをインクルードします。(そのまんま)
説明すると長くなるのですが、このファイルをインクルードする事によって
ウィンドウズのAPI関数が使えるようになるわけです

そして次

        int WINAPI WinMain(HINSTANCE hinstance, HINSTANCEhprevinstance,
                        LPSTR lpCmdLine, int cmdShow)

ウィンドウズのプログラムはこのWinMain関数からスタートします。
ちょうどDOSのmain関数に当たる物です。 引数は

hinstance
このプログラムのインスタンスハンドル
hprevinstance
前のプログラムのインスタンスハンドル
lpCmdLine
コマンドライン
cmdShow
ウィンドウの表示の指定

となっています。

一つ目のインスタンスハンドルというのはメモリに ロードされたプログラム本体の
ハンドルのこと・・・・・だったかな?

二つ目のインスタンスハンドルはWindows3.1以前との互換性のために残されている物なので
気にしなくていいです。

三つ目のコマンドラインというのはプログラム実行の時に渡されるパラメータとかです。
その他、関連づけして実行する場合読み込むファイル名が入る場所でもあります。

四つ目はウィンドウを最大化して起動とかいうことを指定できます。

とまあなんだかよくわからないかもしれませんがこの辺はサクッと 行きましょう。

そんで次

	MessageBox(NULL,"この文字が出ます","メッセージ",MB_OK);

やっと出てきましたがこのMessageBox()関数がWindowsのAPI関数 です。
最初にWindows.hをインクルードしたのはこれを使うため だったわけですね。
ちなみに見たまんまですがこれがメッセージを出す部分です。二番目の引数と三番目の引数が
どのように使われるかわかりますね?

そして最後に

        return 0;

で終了します。
関数の最後では何か値をリターンするのが普通です。 関数が成功したかどうかで違う値を
リターンすれば関数が成功したか どうかがわかるわけですね。

はい、今回はこれでおしまいです。どうもお疲れさまでした。

戻る