さて、三回目。今回は第一回で作ったプログラムをちょっと改造してみましょう。
ではさっそく下のようにソースを変更してください。
#include <windows.h> int WINAPI WinMain(HINSTANCE hinstance, HINSTANCE hprevinstance , LPSTR lpCmdLine, int cmdShow) { MessageBox(NULL, lpCmdLine, "メッセージ", MB_OK); return 0; } ソースコード(コピー&ペースト用)
どこが変わったかわかりましたか?””(ダブルクォーテーション)がないのがポイントです。
ダブルクォーテーションがある場合はそのまま表示されますが、ない場合は変数として解釈されます。
ですがその変数はどこにあるのでしょうか?
見つけましたか? WinMain関数の第三引数ですね。さて、第三引数はコマンドラインでしたね。
ではさっそく実行してみましょう。
・・・え、何も表示されない?
はい、それで成功です。ですが、このプログラムにファイルをドラッグ&ドロップするとどうでしょう?
え?実行ファイルがどこにあるかわからない?参りましたね〜、
VisualC++がインストールされているフォルダのMyProjects
フォルダの中のkcn01フォルダの
Debugフォルダの中にあります。
kcn01.exeに何でもいいのでファイルをドラッグ&ドロップ
してみてください。
そのファイル名がメッセージボックスで表示されますね?
はい、この様にドラッグ&ドロップした場合
ドラッグ&ドロップされたファイル名がコマンドラインに
入るわけです。
今回はここまでです。ご苦労様でした。