参考書の選び方

『どんな本を買って勉強したらいいんですか?』
そんな質問を良く受けます。お勧めな勉強方法は
良さそうな本を片っ端から買って片っ端から読む
という方法なんですがなかなか実行できそうにないのでやめておきましょう。

とりあえずあった方がいいと思われるのは
C言語の本
ですね。意外と見落としがちですが、プレーンなC言語の本は絶対に必要です。
WindowsのプログラムといってもC言語の基本的な知識は必須です。
これがしっかり身に付いていない人はエラーを頻発し、その上エラーをなかなか消せません。
ちなみにC言語の基礎的な部分が必要なのでDOSやUNIXが対象の本でも構いません。
また、Cの標準的な関数はVC++でもランタイム関数として残っているのでテクニックなども
ほぼそのまま使えます。

例えば

#include <stdio.h>

FILE *fp;

fp = fopen("sample.txt", "r");


の様な方法でのファイルの読み書きが可能です。
ちなみにAPIで直接読み書きするにはではCreateFileというAPIを使います。

あとVC++で

main()

で始まるDOSライクなプログラムを作るにはプロジェクトの作成の時に『Win32 Console Application
を選びます。するとDOS窓で動作するプログラムを作成することができます。
ですがあくまでもWin32なので本物のDOSでは動作しません。

その他あった方が良いのは
APIのリファレンス
慣れた人ならヘルプを使った方が楽なんですがマシンパワーの貧弱な人などは必ず
持っていた方がいいでしょう(笑)

C言語の知識がある程度身に付いてくるととても役に立ちます。

その他は自分でわかりやすいと思った物を適当に買えばいいでしょう。
ですが、お金と時間と根性のある人は
良さそうな本を片っ端から買って片っ端から読む
という方法を試してみましょう(笑)

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