コロンビア風エンパナダの作り方:

日本では、メキシコ料理店でよくお目にかかるエンパナダですが、コロンビアの物も意外な味わいです。主婦歴??年、お料理上手のテレサさんに作り方を教わりました。

材料(20個分)

揚げ油

たね
    牛挽き肉                    400g
    冷やごはん                お茶わん4〜5杯
    ゆで玉子                    2個
    長ねぎ                        白い部分と緑の部分をそれぞれ10cm
    パセリ又はコリアンダー (お好みで)
    バター又はマーガリン  大さじ1
    塩    少々


    小麦粉                                600g
    オレンジジュース            カップ1/2
    バター又はマーガリン    大さじ3
    ぬるま湯(30度くらい)カップ1/2〜3/4
    塩少々
 

  1. 皮をつくる。小麦粉をボールに入れ、室温でやわらかくしたバターと塩、オレンジジュース、ぬるま湯を粉と混ぜてかるくこねる。ぬるま湯の量は、こね上がったドウの硬さが耳たぶくらいになるように加減する。塩ははじめからぬるま湯に溶かして使う方法もある。
  2. ドウがなめらかになったらラップで包んで冷蔵庫で30分以上ねかせる。
  3. たねをつくる。挽き肉は油(分量外)で炒めるかゆでて水けをきる。
  4. 長ねぎは大きめのみじん切りにして、バターで炒める。バターやマーガリンを使用しない場合は植物油、オリーブオイルなどでもおいしい。
  5. ゆで卵、パセリはみじん切り。
  6. 冷やごはんに他の倶をよくまぜ、塩で味を整える。
  7. 揚げ油を火にかけ暖めはじめる。
  8. ドウをいくつかに分け、麺棒で2mmくらいの薄さにのばす。
  9. 円形の型抜きか缶の蓋等を使って、直径13cm〜15cmの皮をつくる。
  10. 皮の外周1.5cmくらいを残して下半分に種をのせる。
  11. 皮を上から下に半分にたたんで半月形にする。合わせ目は指で上下から強く挟んでくっつける。
  12. 合わせ目をフォークの背で押して模様を付けてから、油で揚げる。ふっくらと丸みをおびて表面全体にうっすら焦げめがついたところで 引き上げて油を切る。


スパイスやチリソース、ワインビネガーやイタリアンドレッシングをかけても、そのままでもおいしいです。紙ナプキンで包んで手で持ってたべるのがコロンビア風です。

テレサさんのエンパナダの特長

コロンビアのエンパナダは皮がとうもろこしの粉でできているもの、小麦粉で作ったもの、ふんわりした皮、薄くてぱりっとした皮といろいろあります。テレサさんのエンパナダの皮は、オレンジジュースを入れるので皮がふんわりとやわらかく仕上がるとか。たねは、ごはん、ドライカレー風、牛肉、とり肉、フリホレス、ジャガ芋などいろいろです。今回のゆで玉子入りはテレサさんのオリジナルです。パセリはこの土地で安く手に入るイタリアンパセリを使いました。

しまった。今回は役に立ってしまうかもしれない。

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