Open JVM の統合 (OJI)

連絡先: Ed Burns (edburns@acm.org) または George Drapeau (george.drapeau@eng.sun.com)
最終更新日:2001年4月11日

いつ、どこに集まるのでしょう?

火曜日の 3:30 から、Sun の CUP-01 棟 (Cupertino 1) です。 ミーティングは公開です。もし参加したければ、George Drapeau に詳細を問い合わせて下さい。 どうか、真面目な問い合わせだけにして下さい。

どこで最新の Java プラグインを入手できますか

最新の Netscape 6 用 Java プラグインは Netscape 6.01 に付属しているものです。 netscape から Windows 用、 Linux 用 の Java バージョン 1.3.0_01 の Java プラグイン が付属している Netscape 6.01 をダウンロードして下さい。 Sun Solaris 用の Netscape と Java プラグインは Sun からダウンロードして下さい。

最新のステータス

週ごとの OJI 技術ミーティングからのステータスリポートは この一覧 に プレーンテキストファイルとして保存されています。

また、mozilla.org ステータスアップデート をチェックすると、 さらなる情報が得られるでしょう。

  • 概要: Netscape 6 をインストールする場合、「カスタム(Custom)」インストールオプション を選び「Sun Java 2」のチェックボックスがチェックされている事を確認します。 ファイアウォールの外側にあるアプレットにアクセスする際に、 セキュリティ問題が起こる場合は、 こちらの注釈 を参照してください。

    詳細: Netscape 6 が利用可能になり、多くの人が尋ねます: Java は動くの? 幸いにも答えは "はい" です。しかしデフォルトでは動作しません。 Natscape 6 をインストールする時に、「全て(Complete)」あるいは 「カスタム(Custom)」オプションのいずれかを選ぶ必要があります。 「カスタム(Custom)」を選んだ時は、「Sun Java 2」のチェックボックスが チェックされている事を確認して下さい。 これで JRE 1.3.0_01 がインストールされます。

    Netscape 6 インストーラーを実行した時、これらのファイルの正しい バージョンが自動的にインストールされます。 Netscape 6 Preview Release と付属の Java をインストールする時に、 あなたのマシンに既に JRE がある場合には、 JRE 1.3 にアップグレードされるでしょう。

    最後に、ファイアウォールの外側に存在するアプレットの実行に関して 重要な注意を1つ: DNS spoofing と Java plug-in に関する注釈をご覧ください。

  • もし Mac 上で Java が走っているところを見たいなら、 [3] を訪問してください。
  • これまでと同様に、もしあなたが独自の Java VM と Java Plugin を書きたいと思うなら、1度 OJI Plugin の必要条件 を見てください。 このドキュメントは Mozilla が OJI プラグインに要求するトピックの紹介です。
[3] http://jt.mozilla.gr.jp/oji/MRJPlugin.html

OJI と JavaScript のセキュリティ

Jeff Dyer は現在 Java-to-JavaScript セキュリティを Mozilla に実装する作業をしています。 また Java プラグインの署名されたアプレットに対するサポートと HTTPS の サポートのための実装が完了するよう、手助けをしています。 もし彼の設計を見たければ、以下のリンク先をたどって Acrobat で描かれたダイアグラム OJI Security Overview と文書 OJI Security Interfaces を見て下さい。【訳注:ダイアグラムも文書もリンク切れ】


open JVM 統合プロジェクト (OJI) は、ブラウザを拡張し、 Java バーチャルマシンを Mozilla の中に接続できるようにするために働いています。 OJI のお蔭で、アプレットとオブジェクトタグが Java アプレットをページに表示する 事ができるようになり、また LiveConnect (Java と JavaScript 間の橋渡し)を サポートすることができるようになるでしょう。 OJI プロジェクトの大部分は、既存の Plugin API を拡張し、我々が open JVM Plugin API と呼ぶものを明確にすることです。 これらの変更のうち、いくつかは JVM 特定の事項ですが、多くはプラグイン開発者の一般的な関心事項です。

Open JVM Plug-in API を開発するための我々の戦略は、 mozilla.org に定期的に我々のソースコードを公表することによって、 また、設計と開発のプロセスに加わるよう 積極的にパートナーを招くことによって、 サードパーティーの JVM プロバイダと mozilla.org コミュニティの協力を 得ることです。 我々は netscape.public.mozilla.oji ニューズグループをディスカッションのために用意しました。 現在我々は JavaSoft 、Apple などと共に、彼らの Java プラグインを ネットスケープ JVM に代わる、より機能の充実した代替品とするよう 作業を進めています。 我々は 5.0 のリリースと同時に、 我々のパートナーの JVM を利用できるようにするつもりです。

こうしたことはエンドユーザーにとって、どのような意味を持つのですか? いくつか挙げることができます:

  • Mozilla でアプレットと LiveConnect が動作すること、
  • Communicator 5.0 での Java バーチャルマシンの選択が出来ること、
  • 以前の Communicator リリースとの後方互換性、
  • Java 1.2 および将来のバージョンをサポートする JVM へ移行するチャンス。
Java 開発者にとっては、これが意味することは:
  • Java と AWT のより新しいバージョンに依存する Java コードを書く事ができること、
  • Communicator リリース間の Java コードの後方互換性、
  • Java ベースのブラウザアプリケーションを配置する場合に JVM の選択ができること。
そして JavaVM プロバイダにとっては:
  • Web ユーザコミュニティに彼らの Java バーチャルマシンを配布する媒介、
  • Mozilla と Communicator で Java サポートを強化し続ける機会
を意味します。
あなたが協力する方法は? 今我々は、これまでに開発した コードをレビューし、改善するために共に働いてくれる人々を探しています。 これは、一般的なプラグイン開発者と同様、JVM プロバイダを含みます。 将来、テストと検証を手伝ってくれる人たちが必要になるでしょう。 コードは、いま主に次のディレクトリに位置しています:
  • mozilla/modules/plugin
  • mozilla/modules/oji
Open JVM Plug-in API は Mozilla の拡張 で解説されている XPCOM オブジェクト・モデルに依存します。 まず最初にこれを読んでから、より多くのドキュメンテーションおよび最新のヘッダーに 取りかかって下さい。

我々はあなたのコメントを歓迎します。 どうかそれらを netscape.public.mozilla.oji あるいは netscape.public.mozilla.general に送って下さい。