POP3 over SSL 通信で、プロバイダのメールボックスにあるスパムメールを除去する。
プロバイダメールボックスに着信するメールの 2〜4割程度は、読まずに除去できる。
割合は、到着するスパムメールのパターンに左右されます。
Return-Path:
行を見て、
設定ファイル rp
に書いてあるパターンに該当する場合、これに
削除マークを付けます。rp
の設定は慎重に。skip
に指定して回避できます。GPL とするので、好きにしてください。
ここからダウンロードできます。
return-path-checker.pl 本体
ルールを追加すると書き換えていますので、常に同じとは限りません。
TODO: バージョン管理
ソースコード = 実行ファイル ですので、実行属性を付けて PATH の通った場所に置いてください。
$ chmod +x return-path-checker.pl
~/.return-path-checker/
ディレクトリに 5つのファイルを置きます。
実行ファイルの名前を変更するなら、このディレクトリの名前も合わせて変更してください。
account
と rp
は存在しないと実行エラーになります。
ホスト名 アカウント名 パスワード
start_number
に相当する。私が使用している rp ファイル は ここにあります。 私が使用している badurl ファイル は ここにあります。
実行すると next
を上書きします。
これは、繰り返し起動した時に
処理済のメールは対象にしないための仕掛けです。
rp
を更新した直後 など、最初のメールからチェックしたい場合は
$ return-path-checker.pl 1
とするか next の中身を 1
に書き換えてから実行してください。
1
を 0
としても同じ効果があります。
実行はコマンドラインから
$ return-path-checker.pl
[start_number [end_number]]
とします。[]内は省略できます。
start_number はメールボックスに入っているメールの start_number 番目より処理を行うことを指定します。
end_number はメールボックスに入っているメールの end_number 番目まで処理を行うことを指定します。
TODO: 起動コマンドラインの例
rp ファイルを見れば、何を考えているかは一目でわかると思います。
TODO: 補助ツールについて紹介する