コマンドラインオプションの扱いがちょっと変わったので、Configボタンを押して、自分の環境に合うように書き換えてください。
自分のホームページの中で、参照されていないファイルやリンク切れがあるファイルを見つけだします。
以下の環境でのみチェックを行っています。
・動作確認環境 MICRON MILLENNIA(PC/AT)WindowsNT4.0WS SP4 日本語版
・開発言語 Borland Delphi 3.1J standard
windows95/98での動作確認情報もいただいています。
解凍したファイルを、適当なフォルダに置くだけです。レジストリは使用してません。
なお、各種の設定は、kotou.iniというファイルに書き込まれます。
解凍したファイルの中の、kotou.exeを実行してください。
ホームページのフォルダを孤島発見器にドロップするか、Folderボタンを押してホームページのフォルダを選択して下さい。すると孤島発見器は、そのフォルダ以下にあるすべてのファイルをツリー状に表示します。
ファイルのアイコンは拡張子によって、以下のように区別されます。
- と・・・HTMLファイル
- ・・・JPEGファイルかGIFファイル
- ・・・その他のファイル
各HTMLファイルが含むリンクの情報は、情報を見たいHTMLファイルの名前をクリックすることによって右に表示されます。
あるHTMLファイルが、存在しないファイルへのリンク(無効リンク)を含んでいると、そのファイルを示すアイコンはになります。 上の場合、index.htmlというファイルは無効なリンクを含んでいるためにアイコンになっています。なお、は、そのHTMLファイルが含む<A NAME="..">タグ、つまりアンカーを表します。
次に、ホームページのトップページ(通常はindex.html)を探して、そのファイルを選択し
右クリック->「このページをTOPページにする」
を選んで下さい。
すると、選択したファイルにはトップページマークがつき、いくつかのファイルはマークが消えます。 また、いくつかのフォルダは から へと、色が変わると思います。トップページは複数指定できるので、ホームページが2重構造になっている人は、すべてのトップページに マークを付けて下さい。
TOPページを指定した後、マークが消えたファイルは、今指定したTOPページからリンクをたどって、たどり着くことのできるファイルです。 逆に、マークが付いているファイルは、今選択したトップページからはリンクをたどってもたどり着くことのできないファイル、 つまりあなたのホームページでは使用されていない孤立したファイルです。また、青いフォルダ は、そのフォルダの中に無効リンクを含むHTMLファイルか、孤立したファイルを含んでいることを示しています
まとめると、青いアイコンは、何か問題がある、ということです。
ファイルをダブルクリックするとエディターか画像ビューアーが開きますが、 SHIFTを押しながらダブルクリックすると、そのファイルをブラウザーで開くことができます。
孤島発見器のリンクチェックは、ツリー状に表示しているファイル間でのみ、リンクチェックを行います(例外あり)。リンクチェックからはずすには2つ方法があって、それぞれ意味が違います
1. ツリーには表示するが、チェックから外したい場合
右クリック->「チェック対象から外す」を選ぶと、アイコンはのようにマスクがかかります。このような状態になったファイルは、
- 孤立していても、マークがつきません。
- 無効リンクを含むHTMLファイル()であっても、親フォルダは青くなりません。
- TOPマークをつけて、たどり着けるファイルのチェックをしているとき、このファイル以降はチェックされません。
再びチェック対象にするには、同様に右クリックから「再びチェック対象にする」を選んでください。チェック対象外にしたいファイルすべてにこの操作を行った後、Reopenボタンを押すと、変更が反映されます。
デフォルトでは、チェック対象から外したHTMLファイルが含むリンク情報も読み込みます。が、オプションで読み込まない設定に変えることができます。その場合、無効リンクの数が0と見なされ、アイコンは常にマスクのかかった白となります。開くのに時間のかかるファイルなどがある場合、読み込まない設定にしておくと良いでしょう。
2. もともと不要なバックアップファイルなどを無視する
使い方孤島発見器は、ツリー状に表示してるファイル間でリンクチェックを行いますが、あるファイルを最初からツリー状に表示しないこともできます。表示されないファイルは情報も読み込まず、またそのファイルへのリンクはリンク切れとみなされます。
プロジェクト情報ウィンドウで、不要なファイルは、*.bakや、img00?.jpgのように、ワイルドカードを使って指定できます。また、「フォルダ追加」ボタンを押してフォルダを追加した場合、そのフォルダ以下の全てのファイルは無視されます。
ファイルの情報 アイコンの表示 おすすめの使い方 チェック対象から外す 読み込む/読み込まない する .htaccess、CGI、CGI内部で使うファイル等 存在を無視する 読み込まない しない *.bakなどのバックアップファイル
開いたフォルダとTOPマークをつけたファイル、チェック対象外のファイルの情報等を保存することができます。 この情報の記述されたファイルを、プロジェクトファイルと呼びます。拡張子は、kpr(Kotou PRoject)です。
プロジェクト情報windowは、「右クリック->プロジェクト情報を表示」で開くことができます。 プロジェクト情報windowでファイル名をダブルクリックすると、孤島発見器のメインwindowでそのファイルが選択さるので便利です。また、deleteキーで、TOPマークを外したりもできます。
Saveボタンでプロジェクトの保存ができます。また、Openボタンを押すか、プロジェクトファイルを孤島発見器にdropすると、プロジェクトファイルを開くことができます。
通常、HREF="/index.html"のように、スラッシュから始まる絶対参照リンクは、孤島発見器では 外部リンクとして扱います。
しかし、サーバーのルートに対応するフォルダを、例えばd:\htdocs\にしておくと、
例: /index.html → d:\htdocs\index.htmlと解釈されます。通常この機能はサーバーの管理をしている方以外は必要ない機能ですので、未設定のままで問題無いでしょう。
「暗黙のファイル名」とは、<A HREF="docs/">のようにスラッシュで終わるリンクの場合に、 補完されるファイル名の事です。
例: docs/ → docs/index.html
<A HREF="docu ment.html">のように、ファイル名やURLにスペースが入ることは通常ありえず、URLとしては不正な書き方です。孤島発見器では、この場合、わざとにdocuまでをファイル名として認識するようになっています。
しかし、HTTPサーバーがwindowsなどの場合、ファイル名にスペースを含むことができてしまいます。その場合、ここにチェックを入れると、docu ment.htmlとファイル名を抜き出すことが出来ます。
例外として、JavaScript:で始まるリンクの場合は常に、チェックをしている場合と同じ動作になります。
通常offにすることをおすすめします。
a.htmlというファイルに、<A NAME="123">というアンカーがあったとします。このとき、a.htmlへのリンクが存在すれば、a.html#123へのリンクが無くてもとくに不都合は生じないため、参照されていないアンカーを見落としてしまいます。
このオプションにチェックを入れると、そのような参照されていないアンカーがHTMLファイルに 含まれている場合、そのHTMLファイルを青く表示します。
HTMLファイルをクリックしたときに右に一覧表示されるリンクをクリックすると、 そのファイル中にタグジャンプする事ができます。
この機能を使うには、Configでエディタのコマンドラインオプションを設定してください。
コマンドラインオプションについては、各エディタのマニュアルを参照してください。
関連づけが終わると、kprファイルのダブルクリックで孤島発見器が起動し、自働でkprファイルを読み込みます。
現在のところ、以下のタグを認識します。
- A-NAME
- A-HREF
- APPLET-CODE
- AREA-HREF
- BGSOUND-SRC
- BLOCKQUOTE-CITE new
- BODY-BACKGROUND
- DEL-CITE new
- EMBED-SRC
- FORM-ACTION
- FRAME-LONGDESC new
- FRAME-SRC
- ILAYER-SRC
- ILAYER-BACKGROUND
- IFRAME-LONGDESC new
- IFRAME-SRC
- IMG-DYNSRC
- IMG-LONGDESC new
- IMG-LOWSRC
- IMG-SRC
- IMG-USEMAP
- INPUT-SRC
- INPUT-USEMAP new
- INS-CITE new
- ISINDEX-ACTION
- LAYER-BACKGROUND
- LAYER-SRC
- LINK-HREF
- LINK-SRC
- Q-CITE new
- MAP-NAME
- SCRIPT-SRC
- STYLE-SRC
- TABLE-BACKGROUND
- TD-BACKGROUND
- TH-BACKGROUND
- TR-BACKGROUND
その他未対応のタグが有れば、ぜひ 教えて下さい。
JAVA ScriptやCGI等には、対応予定はありません。
スタイルシートは、対応するかもしれません。
解凍したファイルに含まれている、upcheck.exeを実行してください。 最新版の情報をレジストリに書き込みます。
upcheck.exeはレジストリに情報を書き込むので、更新風鐸を使用していない方は、upcheck.exeを 実行しないことをおすすめします。(実行しても特に害はありませんが)
更新風鐸はG.ibさん作の、ソフトウェアの更新チェックソフトで、入手先は
http://www.t-nexus.com/です。
このソフトはフリーウェアですが、使用して気に入ってくださったら、よろしければカンパしてください。 金額は、ベクターのシェアレジサービスを利用できる最低額の500円です。
孤島発見器 SR009437 500円
このプログラムは、フリーソフトウェアです。著作権は作者にあります。
再配布、転載等は大歓迎ですが、以下の点を守って下さい。
- アーカイブ内容を変更しないで配布すること。
- 著作権表示などを変更しないこと。
- 出来るだけ最新版を配布すること。
- 圧縮ファイルを解凍しての配布はかまいません。
このソフトを利用した際に発生したいかなる損害についても作者は責任を負いません。 これは送金した場合も同じです。
バグレポートや、ご質問、ご要望などございましたらメールください。
また、ホームページでも最新版などの情報を載せています。
- kotou.zip....最新バージョン
- ホームページのあるサーバーです
- L-Internet Resource Center
- ほぼ最新バージョンがダウンロードできます。おすすめ。
- ベクター
- バージョンが古いことが多いです。すいません。(^_^;