1990年、クラリネット奏者、作曲家(編曲家)、指揮者のマイクル・ウェブスターを中心にフルーティストのリオーン・バイシー、ピアニストの澤千鶴子によって結成される。1997年にCDをリリース。ウェブスター氏の絶妙なる編成と、フルート・クラリネット・ピアノというユニークな楽器編成で新しい可能性を広げたトリオとして脚光を浴びている。サントリーホールをはじめ東京のホール、大阪、そして九州地方に於いて数々のリサイタルを行っているほか、クラシック音楽の普及と子供達の情操教育の一助として、数千人の小・中・高校生を対象に各地でスクールコンサートを行う。また、吹奏楽やオーケストラのクリニックや個人指導も行っている。
イーストマン音楽学校を卒業後、フルブライト給費留学生として、スイス、フランスでジャン=ピエール・ランパル、マルセル・モイーズ、ミシェル・デュポスト各氏のもとで研鑽を積む。'69ジュネーブ国際コンクール入賞。'78〜'83サンフランシスコ交響楽団副主席フルート奏者。'83〜'93ボストン交響楽団主席代行奏者。ボストン大学、ニューイングランド・コンセンヴァルトワール、タングルウッド音楽センター等で教鞭をとり、'93〜'97州立ミシガン大学フルート科教授。'97年7月よりテキサス州ヒューストンのライス大学フルート科、室内楽科教授。アメリカ全土、カナダ、ヨーロッパ各地、日本、南米で活躍中。ソナー・レーベル、フィリップス・レーベルよりレコードを、クリスタル・レーベル、ボストン・レコーズよりCDを発売。アメリカで最も活躍中のフルーティスト。
スタンレイ・ヘイスティ氏に師事し、イーストマン音楽学校で学士、修士、博士課程修了。'68ピアニストの父、バーヴェリッジ・ウェブスターの伴奏でニューヨークタウンホールでデビュー後、アメリカ全土、カナダ、南米、ヨーロッパ各地、日本で活躍中。'68〜'88ローチャスター・フィルハーモニック交響楽団、主席クラリネット奏者。ボストン大学、ニューイングランド・コンセンヴァトワールで教鞭をとり、'93〜'97州立ミシガン大学指揮科客員教授。ミシガンユースオーケストラ常任指揮者。'97年7月よりテキサス州ヒューストンのライス大学クラリネット科、アンサンブル科教授、ヒューストンユース交響楽団芸術監督。'90メニューインと共にアジア・ユースオーケストラの副指揮者として日本をはじめアジア各地で演奏。作曲家としてはシャーマー版よりクラリネット曲を出版。編曲も数多く手がけている。CRIよりレコード発売。ウェブスタートリオのために編曲した数々のトリオ譜は、インターナショナル社より続々と発刊中。
東京芸術大学卒業後、'79〜'81ローマの国立サンタチェリア音楽院副総長グィード・アゴスティ氏のもとで研鑽を積む。同氏のマスタークラス終了。在伊中、イタリア各地でリサイタル、TV出演等広く活躍する。第8回セニガリア国際ピアノコンクールにおいて特別賞受賞。'78〜'80シエナのキジァーナ音楽院において最優秀賞及び奨学金受賞。'80同学院栄誉褒賞受賞。日本では'82にデビュー以来、リサイタルを続け活躍中。'93ライヴノーツ・レーベルよりCD(ドビュッシーアルバムI WWCC7233)を発売。'95アメリカ各地で演奏。好評を博す。