TORUS004 説明文書
1998/06/04 松田伸(q94077sm@iizuka.isc.kyutech.ac.jp)

●これはどんなプログラム?
 TORUSは自作ポリゴンライブラリのテスト用に作成したプログラムです。
 従って、何の役にも立ちません。
 起動すると、ウインドウの中でトーラス(円環)がぐるぐる回ります。
 cmd-Qで終了。それだけ。
 そのうち、スクリーンセイバーに仕立てるつもりですが(DEMOもつくりたいな)。
 PowerPC専用です。

●動作環境
 ・System7.1(KT7.1)以降のPowerMacintosh
 ・2MB以上の空きメモリ
 で動くと思います。32000色モード推奨ですが、その他のモードでも動きます。

●操作方法
 ・ウインドウの内部をクリックすると光源の位置を変えることができます。
 ・スペースキーを押すと、テクスチャマップのON/OFFが切り替わります。
 ・Optionキーを押すと、GouraudShadingのON/OFFが切り替わります。
 ・[I],[K]キーによって光源の明るさを上下させることができます。
 ・[J],[L]キーによって環境光の明るさを上下させることができます。
 ・[PolyEngine]メニューの[SkipOddLine]をチェックすると、一ラインおきに描画するようになります。
 ・[PolyEngine]メニューの[PointLight]によって平行光源/点光源の切り替えができます(あまり差はわからないと思いますが)。

●ポリゴンライブラリって?
 今のところ、いたって貧弱なものです。
 高速化&高性能化の方法はいろいろ知っていますがインプリメントできるかどうか…。
 爆速な3Dチップが載ったビデオカードが手軽に入手できる御時世に自作ポリゴンライブラリなんて…と思われるかもしれませんが、いいんです。自己満足の世界ですから。

●変更履歴
980604 TORUS004配付
980604 ついにアセンブラにまで手を出したが、あまり速くならないのは予想どおり(笑)。
980603 描画方法を根本的に変更。少し速くなったけど、ハイライトが入れにくくなった。
980603 GouraudShading+TextureMappingを実装
980603 SolidColorのGouraudShadingを実装
980602 ポリゴンの輝度計算時におけるバグを修正

980602 Flat-TextureMappingを実装。TORUS003を配付。
980601 16bits/pixelで描画するようにした。とりあえずFlatShadingのみ実装。
980531 PowerPC専用関数を呼ぶようにして高速化。
980531 光源の明るさを調整できるようにした。
980531 (描画速度が遅いのをカバーするために)1ラインおきに描画するオプションを実装
980531 平行光源を実装(今までは点光源のみ)

980530 GouraudShadingを実装。TORUS002を配付。
980530 (今さら)ワイヤフレームによる描画を実装
980529 オブジェクト(物体)の操作を容易にした。
980529 複数のポリゴンで一つの頂点を共有するようにした。
980529 カウンタ変数などをintで実装することにした。
980528 四角ポリゴンを実装

980528 フラットシェーディングを実装。TORUS001を配付。
980527 裏面を描かないことによって高速化
980527 描画アルゴリズムをぺインタアルゴリズム(?)に変更(今まではZ-Buffer)

980527 Version0.00完成。デモ用にTORUS000を配付。
980527 作成開始。

●著作権について
 このアーカイブに含まれるすべてのファイルの著作権は作者である松田伸が保有します。

●配付条件
 アーカイブの内容を変更しない限り、自由に配付してくださって結構です。

●連絡先
 御意見や御要望、バグレポートなどありましたら以下のメイルアドレスまでお願いします。
 q94077sm@iizuka.isc.kyutech.ac.jp