実用的なシンプルデジタル時計 DigiClock Ver2.0

           ユーザーズ・マニュアル

98/12/02 最新内部バージョン 2.03

Copyright 1998,HIDEO KOBAYASHI (kobahide)


■目次

 

ソフトウェア使用許諾契約


■ソフト紹介

 

 見た目はとてもシンプルなデジタル時計ですが、パソコン上における時計としては、洗練された機能をもっています。特徴としては、以下の点が挙げられます。

  1.  時報をあなたの作ったメロディでPCのブザーで鳴らし、お知らせします(NT では動作しません)
    又は、サポートHPから、追加ファイルをインストールすることにより、
    WAVE ファイルをPCのブザーで鳴らすことも可能です。(PC/AT 互換機のみ有効)
    もちろん、通常のサウンドボードを使った方法も選択できます。
  2.  マウスがウィンドウの上に来ると反対側の四隅に逃げます。このときも、タスクバーが隠れないような設定になっている環境では、タスクバーに重ならないように考慮しています。
  3.  ウィンドウの大きさは自由に変更可能です。サイズ変更時にはマウス位置から逃げないようになっています。サイズ変更に伴って、表示フォントの大きさも適切に拡大縮小します。ちらつかず、瞬時に変化するようになっています。
  4.  表示書式は、かなり自由な形式が設定できます。MicrosoftのVBA の仕様を、そのまま採用しているからです。
  5.  シフトキーを押しながらの状態でマウスが上に来たときには、逃げません。その状態で、右クリックすると時計表示の設定、終了などのコンテキスト・メニューが表示 されます。
  6. 画面の解像度が変更された場合でも、それを感知して画面の四隅に移動します。

 

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■動作環境

 

 Windows 95 以降の32bit OSで動作するように設計されています。 本ソフトウェアは32Bit アプリケーションですので、16Bit のWindows OS では動作しません。

 作者は、Windows98 、Windows95 、WindowsNT4.0 WS で動作確認しております。

 

 

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■シェアウェア

 

 本ソフトウェアはシェアウェアですが、収録されている実行ファイルに対して、全く機能制限をかけていません。

 ただし、作者が提供する様々なサポートやサービスを受けるためには、お客様は作者との間でソフトウェア使用許諾契約の締結をしていただき、正規ユーザーとしてユーザー登録をしていただくことが必要です。

 ユーザー登録をせずに本ソフトウェアを使用することも可能ですが、一切のサポートやサービスを受けることは出来ません。

 

 

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■実行方法

 

 本ソフトウェアの実行には、Visual Basic Ver5.0(SP3) のランタイムモジュールがインストールされている必要があります。本アーカイブ(圧縮)ファイルには、それらのモジュールは含まれていませんが、必要最低限のモジュールが用意されていれば、本ソフトウェアは動作するように設計されています。

 なお、 Windows98 には、OS に最初からVisual Basic Ver5.0(SP3) のランタイムモジュールがインストールされていますので、本ソフトウェアを解凍・復元するだけで動作させることが出来ます。

 Visual Basic Ver5.0 (SP3) のランタイムモジュールは、本ソフトウェアのサポートHPなどのダウンロード先サーバーから入手することが可能です。

 本ソフトウェアにはインストーラーは用意されておりません。圧縮ファイルを適当なフォルダーに復元するだけで動作します。本ソフトウェアの実行ファイルである DIGICLCK.EXE を実行し、何もエラーメッセージが表示されていなければ、そのままお使いいただけます。

 

 以下の記述は、付加機能を利用する際に必要となるファイルの説明です。

  1.バージョン 2.02 以降から、ヘルプファイルとして、HTMLファイルフォーマットを採用しました。HTML ブラウズ機能を提供するHKHTML.DLL (ActiveX DLL です)が導入されていれば、自動的にブラウズ機能が有効になりますが、DLL が導入されていなければ、OS に設定されている標準のブラウザでHTMLヘルプを表示します。

 よって、標準のブラウザで閲覧するだけで十分だ(又は、DLL の導入はしたくない)という方は、HKHTML.DLL を削除しても構いません。 
 なお、HKHTML.DLL はバージョン 2.02 以降のアーカイブファイルには常に最新版が同封されています。

 

 2.時報のWAVE ファイルをPCスピーカーを使って再生するためには、本ソフトウェアのサポートHPから別途、追加ファイルをダウンロードし、本ソフトウェアと同じフォルダーへファイルを解凍して導入する必要があります。製造元の規定するファイル配布条件に従い、このような配布方法となっておりますので、ご了解願います。

 

 

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■使用方法

 

 本ソフトウェアは非常に簡潔に設計されており、直感的に操作することが可能です。

 機能については、ソフト紹介で既に簡単に説明していますので、ここでは、多少な難解な部分の説明をいたします。

  1.  文字が表示されている部分の上にマウスが来たときには、時計ウィンドウは逃げません。その状態で、右クリックしても、やはり時計の設定コンテキストメニューが出ます。
  2.  本ソフトウェアの日付・時間の表示書式設定文字列は、Microsoft 社のVBA に完全に準拠しています。設定できる文字列の代表的なものは最初から組み込まれていますので、特に説明を要するようなものではありませんが、この書式に関して完全に把握したいという方は、Microsoft社が提供している、VBA もしくはVB のヘルプファイルをご覧下さい。関数名 Format または、Format$ の説明に全て記述されています。
     例えば、Microsoft 社が無償で提供しているVB5 CCE などのツールにヘルプファイルは含まれています。
  3.  設定メニュー画面が出ている間は、時計ウィンドウは移動しません。
  4.  本ソフトウェアのヘルプファイルは、このHTMLファイル自身です。HTML ブラウズ機能を提供するHKHTML.DLL が導