フィギュア改造計画

 ゲーム製作にあたってはまずキャラクターデザインが課題となるのですが、一人で作品を作る場合、いかに効率的にモデリング作業を進めるかということが重要な問題となります。

 今ではロイヤルティーフリーの3Dデータ集が各種市販されていますから、これを積極的に利用しない手はないでしょう。キャラクターモデルの場合は、テライユキを始めとする美少女もののデータ集が数多く出回っていますが、そのほとんどはロイヤルティーフリーではなく、個人が自由にデータを編集することができないようになっています。

「Virtual GF File1 松宮 早希 3DCGモデリングデータ集」は、商用・非商用を問わないロイヤルティーフリーの数少ないデータ集のひとつです。

 このコーナーでは、松宮 早希をまったく異なるキャラクターに改造していく過程を紹介していこうと考えています。

1. 改造し易いようにPolygoneaterを使ってポリゴンの数を減らしてみます。

元のデータ

10876ポリゴン

一回目

6525ポリゴン

二回目

3914ポリゴン

三回目

2347ポリゴン

ムービー用としてはこのあたりが限界でしょうか。

四回目

1408ポリゴン

五回目

844ポリゴン

リアルタイムアクション用としてはここらあたりがいいかもしれません。

このくらいのポリゴン数ならゲーム上でリアルタイムで動かせるはずです。(たぶん)

口の中の内部構造を削除すればさらに大幅にポリゴン数を減らすことができます。