LXでは、ハードリセット(Ctrl+右シフト+ON)をした時に、 内蔵の時計までリセットされてしまうことがあります。 そうすると、日付が1980-01-01、時刻が00:00となり、 PIMとして使っている場合に困ることがあります。
特に困るのは、時計がおかしいのに気づかずにそのまましばらく使い、 ファイルのタイムスタンプがおかしくなった場合などです。 プログラマがmakeを使っている場合など、 「ソース書き直したのに直らないバグ」に悩まされることになります。
そんな悩みを少しでも減らすために、起動時に時刻をチェックして、 時計がリセットされてたら手入力で時刻の修正を促すようにしました。
- BU
- バッチファイル内でいろいろするための、ユーティリティです。 vectorのサイトか、 NIFTYにあると思います。
BUにパスを通したあと、以下の記述をautoexec.batのどこかに入れるだけです。 他のソフトなどが正しい時刻で動くように、 できるだけ前の方に置いた方がよいでしょう。これで、ハードリセット後に時計がリセットされてたら、
:check_date bu clockyear if errorlevel 81 goto no_error echo *** Clock Time Error *** date time :no_errorと表示されて、正しい日付と時刻の入力を促します。
Current date is Tue 1980-01-01 Enter new date (yy-mm-dd):
2000年になったら…また考えましょう。
コースケさんから、 日付チェック専用のソフトを紹介してもらいました。 どんごろすさん作の、DateCheckです。 Vectorのサイトにあります。 ただ、私はこのためだけにソフトをLXの狭いRAMに入れようとはあまり思いませんので、 今後もこの方法でいくつもりです。
コースケさん、情報ありがとうございました(_ _)。