ホンコンオタクレポート!

■オタクグッズを買おう〜東方188商場など〜

 ビデオCDばっか買いまくっているので,おたくグッズ系の店もうろうろしてみた。

東方188周辺を撮影
「東方188商場」は,正面白色のビルの裏にある。ビルの先を左に曲がると看板が見えてくる。

 行ったのは,「東方188商場」。地下鉄灣仔(Wan Chai)駅から徒歩10分程度。駅を出てCauseway Bay方面に進むと,右写真のような,トラムの走る通りと合流する地点がある。ちょうど合流する場所に,「英皇集団中心」というショッピングセンターがあるので,その横の通りを入っていくと,「東方188商場」のカンバンが見えてくるはずだ。

 とりあえず中に入ってみると,入り口には雑誌などが並ぶ本屋が!アニメ雑誌・ゲーム雑誌もある!またここも階段で上がった上に店が集まる。2F・3Fにそれぞれ「信和中心」と同じような大きさの店舗が20くらいづつ並ぶ。

 小学生・中学生くらいの子供が多い。なぜかな,と思い後をつけてみると(はは),Pokemonカードショップに入っていった。香港でもポケモンは人気なんだなー。と再確認する。

 店は,ゲーム屋(どの店でもPS2を展示。値段は4000HK$(約56,000円)程度。店員がDreamcastを改造していた),ケイタイストラップなどを売るグッズ屋・フィギュア屋などなど。なんだか「まんだらけ」(中野・渋谷にあるおたく専門店)の中のようだ。オーディオやVCDプレーヤなどを売る店もあり,とりあえずここで日本のオタクグッズは大抵集まるんじゃないか,という感じだ。

 ただ香港のおたく少年にとっては,すばらしい場所なんだと思うが,日本から来たうちらにとっては単に高い店…。とりあえず香港の雑誌などを買い,後にした。

おたく雑誌などを撮影
買ってきた雑誌など

ってなわけでホテルに戻り,買った雑誌を物色。まず言えることは(あんまし言いたく無いけど…),20HK$で1枚買えるVCDを見てしまうと,本はちょっと高い…。まんが単行本は28から40HK$(約600円)・雑誌も20から40HK$くらいである。んでもまんが単行本はちゃんと版権を取得しているみたいだし,しょうがないと言えばしょうがない。

 左の写真の中心にあるアニメ雑誌「A CLUB」(30HK$,約420円)では,雑誌の表紙にもなっている「劇場版カードキャプターさくら」を特集していた。どーもこの劇場版,舞台が香港らしい。うちらがまわったような観光地が出てくるのだろーか。ちょっと気になる…。

 他にも日本の新作ビデオ紹介,香港テレビ番組表から,読者からのイラスト等々,内容的には日本のアニメ雑誌と変わらないみたい。ちょっと興味深かったのが,「ペンフレンド(死語?)募集」のコーナーに日本語講座があったこと…。やっぱしオタク大国・日本のおたくと友達になりたいのかな…。

 

 あとGaManiaとゆー雑誌も買ってみた。38HK$(約540円)。買った後で気づいたが,香港ではなくて台湾の雑誌だった。台湾も同じ広東語(なんだよね?)なんで,違和感無く売っているのだろう。

セングラのカードの記事を撮影
雑誌GaManiaの特集記事「カード大作戦」に載っていた台湾「華信銀行」のカード

 この雑誌はGa「Mania」とゆーだけあって,マニアーな雰囲気を醸し出した雑誌だと思ったのだが,いきなしカネボウのヘアスプレーの広告。そしてアイドルのグラビア(どっかで見たことあるなーとか思って見ていたら,「鈴木あみ」だった)。今度は資生堂の化粧水の広告。なんだこれーとかページをめくっていくとポケモンカードの遊び方,フィギュアの作り方・ゲーム紹介などなど…。どーもおたく文化にちょっと憧れた人向け(そんなヤツいるんか?)雑誌みたい。

 んでこの雑誌をぼけーっとめくっていたら,すごすぎる記事を発見!!「クレジットカード大作戦」と銘打った記事だ!

 よーするに各銀行の,イラスト入りのクレジットカードを特集しているのだが,「華信銀行」が発行しているカードは,何を勘違いしたのか,なんとギャルゲー「センチメンタルグラフィティ」のカードを発行しているらしい!!このゲームは12人もの女の子が出てくるので,カードも12種類!!台湾のおたくは当然のように好きなキャラのカードを作るんだろうな!

 たぶん,こんなすげーカードは日本じゃ出ていないと思うので,カードを作って日本のオタクショップで,「カードでお願いします」とか言って,おたくの前で見せびらかしつつこのカード使ったら,すげーうらやましがられるかも!作りてー!(ぉぃぉぃ)。今度は台湾だな!

 


文章を書いた人:SUZUKI Mitsuteru.


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