ホンコンオタクレポート!

■香港ちょっとしたこと

 香港でおたっきーなモノを買うにあたって,ちょっとしたことをまとめてみました。参考にしていただけるとうれしいです。

 

●香港ドルに両替する

香港に来て,まず必要となることは,日本円を香港ドルに替えることだ。なにしろここで紹介したようなおたっきーな店では,当たり前だがカードなんて使えない。んだから,香港ドルに替える必要があるのだ。

ウチらは空港・ツアーのガイドさん・両替商の3つの方法でそれぞれ1万円分,両替を行ってみた。

重慶大厦の入口を撮影
重慶大厦 の入口(バスで隠れてしまった…)

 まずは空港,もちろん香港の空港である(蛇足だが日本であらかじめ香港ドルに替えるのはやめた方がいい。手数料などが加算されるので,かなり高くつく)。ここでは,1万円で684.5HK$になった。すなわち1HK$=14.6円。

次はツアーのガイドさん。今回の香港旅行はすべてフリーのツアーで行ったのだが,空港−ホテル間はガイドがバスで出迎えてくれた。そのときに替えてもらった。 1万円で700HK$。すなわち1HK$=14.3円。

最後に両替商。尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にある重慶大厦(Chung King Mansion)(場所は「地球の歩き方」などで確認してくだせー)のGF(日本の1Fに相当)にある両替商がレートがいいと聞いたので行ってみた。夕方〜夜になると,客引きのインド人が大量に徘徊するらしいので,朝に行くといいみたい。また,なぜか入り口すぐにある両替商は異常にレートが悪いので, ちょっと奥の店に入ろう。

店にはかならず電光掲示板があるので,「BUY」の欄を見よう。その数値が高い方が,レートが高い。ここでは,1万円で739.6HK$。すなわち1HK$=13.5円。

ってなわけで,重慶大厦の両替商がオススメだ!とは言ってもチップや交通費で多少のお金が最初は必要なので,とりあえず少額を空港やツアーで替えて,残りは重慶大厦の両替商で替えよう。

そそ,両替するときに,例えば「1ドル出せ」とか言われる。手数料はいらないとか書いてあるのになぜ,とか思うが,別に手数料を取っているわけではない。実は半端な額になったときに,これだけ出せば札で出せるよ,と言っているのだ。

●地下鉄に乗る

 香港での移動手段で便利なのは地下鉄(MTR)だ。とりあえず香港の主要な場所には必ず通っているし,なにしろ安い。例えば信和中心のある旺角(Mong Kok)駅から,ホテルの多い尖沙咀(Tsim Sha Tsui)駅までは,たったの5HK$(約70円)。つーか香港の乗り物はみんな安いのだけどね…。

地下鉄の入口を撮影
地下鉄の入口

 地下鉄は普通に切符(つーてもテレホンカード並にでかい)を買う方法と,プリペイドカードである,八達通(Octopus Card)を買う方法がある。おすすめは八達通だ。いちいち切符を買わなくていいし,路線によってはバスでも使える。しかもこのカード,すげーことに非接触カードなので,機械に近づけるだけでいい(そのため普通の人は,バッグの底などにカードを入れておき,バッグを機械において認識させている)。便利だ。あ,それからこのカードを使うと,先ほどの路線は4.5HK$と,少しだけ割引されるみたい。

 買うのがちょっと複雑なので,簡単に説明を書く。まず,駅に必ずある「客務中心(Customer Service Centre)」に行こう。改札の内側にもあって,切符を買わないと入れなさそうに見えるが,必ず改札の外側にもあるので,探しまくろう。

客務中心に着いたら,「オクトパスカード,プリーズ」とか言って買おう。値段は150HK$。これで100HK$分乗れる。50HK$は補償金なので,最後に換金する時に戻ってくる。

カードにいくら残っているかは,改札を通過するときに表示される。また,いくら残っているか表示する機械が自販機の近くに置いてある。また「増値機(Add Value Machine)」でお金を追加できるらしいが,ウチらは4日間地下鉄・バスに乗りまくっても70HK$くらいしか使わなかったので,お世話になることはなかった。

八達通を換金するには,買ったときと同様に客務中心に行き,「マネーチェンジプリーズ」とか言って換金してもらおう。

 


文章を書いた人:SUZUKI Mitsuteru.


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