HTMLファイルを閲覧しよう!

 トリコメール(略してトリコ)には、テニック株式会社製のWorldTALK/CEというWWWブラウザが搭載され、 cdmaOne携帯電話と接続した時にインターネットのホームページを見ることができます。
 それでは、MMCにコピーしたHTMLファイルはどのように見れば良いのでしょうか?


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1.HTMLファイルの閲覧

 WindowsCEのプログラムのヘルプは、HTMLファイルで供給されます。 新しいプログラムをインストールした時、そのヘルプをファイラーから見たいのですが、 残念なことにトリコのWorldTALK/CEは、拡張子連動によるファイルの読み込みができません。
 手動でHTMLファイルのフルパス名を入力し、閲覧することは可能ですが、パス名を覚えて入力しなければならず、あまり実用的とは言えません。
 trihtml.exeは、その面倒な入力を人間の代わりにやってくれるプログラムです。


2.簡単インストール

 まず、ファイルをダウンロードします。 ファイルはこちらです→thtml103.lzh
 このファイルを解凍すると、中から3つのファイルが出てきます。
  trihtml.exe
  trihtml.txt
  auto.bat
このうち、trihtml.exeとauto.batの2つをMMCの\CE\R4100フォルダへコピーします。

 trihtml.txtは、MMCにコピーしなくても良いのですが、他のソフトの例にもれず大切なことが書いてあるので、必ず目を通しておいてください。

 MMCをトリコ本体にセットした後、trice.exeを起動します。
 trice.exeは、トリコ簡単CE化に含まれるファイルで、MMCの\CE\R4100フォルダにあると思います。 もし、削除してしまっていた場合、同等の機能を持つsubmit.exeを使用しても構いません。
 trice.exe/submit.exeを実行すると、 すぐに「終了しました」というメッセージが表示されるので、 [OK]ボタンをタップします。これだけでインストールは終了です。
 この後、MMCのauto.batは必要無いので消してしまってもかまいません。

tm21.jpg

 簡単インストールでは、trihtml.exeの拡張子htm/htmlへの関連付けが自動で行われます。
 そのため、既に拡張子htm/htmlに何かソフトを関連付けてあり変更したくない場合や、 \Multimedia Card\CE\R4100 以外のフォルダにインストールしたい場合は、 auto.batを使用せずに手動で拡張子の関連付けを行ってください。


3.簡単な使い方

tm22.jpg

 trihtml.exeの使用法は簡単です。ファイラーからHTMLファイルをダブルタップすると、 ファイラーが拡張子に関連付けられたプログラムを起動してくれます。 つまり、trihtml.exeが自動的に呼び出され、WorldTALK/CEにファイルを読み込ませます。

tm23.jpg

 他に説明することがないくらい、使い方は単純です。
 プログラムサイズも小さく、本体メモリへの負担もかけないので、 HTMLファイルを手軽に見たい方はぜひ使用してみてください。




参考: WorldTALK
 テニック株式会社の組み込みWWWブラウザWorldTALK/CEの製品紹介ページです
記事: 2002/07/20
筆者: 滝本飛沫