dnsck - version 1.12
for Windows95/98 and WindowsNT4.0
■ 概要
まだ、Datulaにはニュースアカウントのデフラグ機能は実装されていなかったと思うので、Datulaのニュースアカウントの偽デフラグツールを作ってみました。
どこが偽かというと、news.mbx内の途中で発生しているフラグメンテーションは一切つめず、末尾の空き領域の開放だけを行なうからです。ですから、長い事使用したために、途中に鬆(す)が出来た状態では役に立ちませんが、当初は保存期間無制限で運用していたけど、その後保存期間2週間に変更してずっと使っているというようなアカウントには効果あると思います。
自分で使ってみた感想としては、意外と効果無いです。(^^;ゞ
全メッセージを削除したアカウントとかでも0バイトまで切りつめられなかったのですが、これはどうやら*.idx、news.mbx、news.bmp、Message-Idが不整合を起こしているためのようですので、いずれそこら辺をチェックする機能を入れたいと思っています。
#グレーアウトしている「簡易チェック(C)」というメニューはその布石だったりします。(^^)
なお、現在のバージョンは私のところでテストしたのみですので、使用する際にはバックアップを取ってから使用するようにして下さい。また、いきなり「偽デフラグ」はせずに、必ず「見積り」も行なって下さい。判定ルーチンは全く同一のものを使用してますから、見積りの段階でおかしな挙動を示した場合は、偽デフラグはせずに、その現象を報告して頂ければ出来る限り善処いたします。
ちなみに、news.mbxが512バイト境界に合うように増えることがありますが、これは現在のところ仕様です。修正自体はそんなに大変ではないのですが、それよりも別の部分を機能アップしたいので、しばらくはご勘弁下さい。
取りあえず、アイデアだけで作ってみた段階ですので、ご意見ご感想等お聞かせ頂けるとうれしいです。
多謝。 m(_ _)m
■ ダウンロード
dnsck112.lzh (25,546 bytes)
※ なお、本体以外に*.OCX、*.DLL等のファイルは必要ありません。
■ 使用方法
圧縮ファイルをお好みのフォルダに展開した後、dnsck.exeを実行させて下さい。実行にはdnsck.exeのみで十分ですので、他のファイルが必要ない方は、削除して頂いて結構です。
なお、真デフラグの見積り値も表示するか否かの状態をレジストリに保存しますので、アンインストールする際にはレジストリエディタで"HKEY_CURRENT_USER\Software\SAIJO\dnsck"以下を削除して下さい。
過去のバージョンでは、この状態の初期値は、起動オプションとして "/x" を指定するか否かで設定されていましたが、レジストリを使用することとなりましたので、version 1.9からは廃止されました。
■ 変更履歴
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Version 1.12 1999/09/10 20:12:13 +0900
ウィンドウの位置、サイズ、状態をレジストリに記録するようにした
デフラグ結果(見積)のダイアログのサイズを可変にした
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Version 1.11 1999/09/07 01:12:07 +0900
メインウィンドウをダイアログでなくフレーム形式にして、コマンドはボタンでなくメニューから指定するようにした
ついでにアクセラレータキーも使えるようにした
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Version 1.10 1999/09/02 06:39:42 +0900
数値を三桁ごとにカンマで区切るようにした
バージョン情報のダイアログを表示できるようにした
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Version 1.9 1999/08/07 21:05:41 +0900
やっぱり、MFCを使用しないことにした
Datulaにあわせて、アカウントをソートして表示することにした
真デフラグ見積りのチェックボックスの状態をレジストリに保存することにした
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Version 1.8 1998/12/13 03:44:00 +0900
RegQueryValueExに対する引き数が不正でNT上で動かなかったBUGをFIX
WinMainを使わずにMFCのCWinAppの派生クラスを使うようにした
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Version 1.7 1998/12/08 16:46:10 +0900
真デフラグの見積もりを表示するか否かのチェックボックスを追加
MFCを使用するようにした
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Version 1.6 1998/12/08 14:37:24 +0900
選択の切り替えのボタンを追加
真デフラグの見積もりもオプションで表示できるようにした
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Version 1.5 1998/12/04 11:06:28 +0900
DialogからNewsGroupを選択できるようにした
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Version 1.4 1998/11/22 01:57:50 +0900
自分でファイルを操作しないでchsize関数を使うようにした
Windowsの窓を開くようにした
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Version 1.3 1998/11/12 23:28:56 +0900
コンパイラをVisualC++4.0に絞り、Win32APIを使用することにした
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Version 1.2 1998/11/11 10:17:48 +0900
news.mbxが4096Bytes以下だとnews.mbxとnews.bmpを消去してしまうという致命的なバグをFIX
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Version 1.1 1998/11/10 14:05:20 +0900
Datulaのニュースアカウントに偽デフラグをかける
■ 使用言語
- Microsoft (R) 32-bit C/C++ Optimizing Compiler Version 10.00.5270 for 80x86
- Microsoft (R) 32-Bit Incremental Linker Version 3.00.5270
■ コンパイル方法
- cl /MT /nologo /O /D _WINDOWS /D WIN32 /D _MBCS /c dnsck.cpp
- rc dnsck.rc
- cl /MT /nologo /O dnsck.obj dnsck.res user32.lib gdi32.lib advapi32.lib
■ 動作確認環境
- Windows98 (NEC PC-9821Nr166/X30F)
■ 使用許諾及び転載に関する条件と免責条項
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