第5回:変数を理解する


変数とは

わかりやすく言うと「データをいれておくところ」です。
変数は格納(記憶)するデータのを宣言しておきましょう。

VBではべつに変数の宣言をしなくても良いのですが
コード上の文法エラーが減ったり
他の言語に乗り換えるときにラクになるので
宣言するクセを付けておいた方がいいと思います。

宣言の方法はコードのはじめの部分で
Dim 変数 As データ型

変数の命名はオブジェクトの命名法とほとんど同じで
下記の表のようなプリフィックスを付ける場合が多いです。
 例:strKekka(文字列型のKekkaという変数)

データ型消費メモリ格納できる範囲プリフィックス
ブール型
(Boolin)
2バイトTrue又はFalsebln
バイト型
(Byte)
1バイト0〜255byt
通貨型
(Currency)
8バイト-922337203685477.5808〜
922337203685477.5807
cur
日付型
(Date)
8バイト西暦100年1月1日〜9999年12月31日
の日付と時刻
dtm
倍精度浮動
小数点型(Double)
8バイト正の値4.94065645841247E-324〜
1.79769313486232E308
負の値-1.79769313486232E308〜
-4.94065645841247E-324
dbl
整数型
(Integer)
2バイト-32768〜32767int
長整数型
(Long)
4バイト-2147483648〜2147483647lng
オブジェクト型
(Object)
4バイト任意のオブジェクトへの参照obj
単精度浮動
小数点型(Single)
4バイト正の値1.4012989E-38〜3.402823E38
負の値-3.402823E38〜-1.4012989E-38
sng
文字列型
(String)
2バイト/文字0〜2GBstr
バリアント型
(Variant)
16バイトあらゆるデータが記憶可能vnt


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