ストーリー
ブラックナイトに奪われた8つの徳のルーン。
それらを取り戻すため8つの洞窟へ挑む。
最初に、4人の中から主人公を1人選びます。
それぞれ能力が少しずつ異なり、体力のある者や魔力のある者がいます。
それから、難易度を選びます。
これによって、死んだときの処理が変わります。
主人公が決まったら、冒険の始まりです。
行くべき洞窟は、ロードブリティッシュ(国で1番偉い王様)が教えてくれます。
もっとも、彼の命令にしたがわなくてもかまいません。
アイテムのとり忘れがあった場合に、すでにクリアした洞窟にいったりすることもできます。
フィールド上や洞窟の中では武器やアイテムを使って戦います。
武器およびアイテムはA、Bボタンに割り当ててつかいます。
アイテムにはマジックポイントを消費するものもあります。
洞窟には、多くの仕掛けがあり、それをうまく使わないと先に進めません。
スイッチなどがあるのですが、使ってみないと効果がわからないし、かなり頭を悩ませます。
このゲームは、はっきりいって難しいです。
さらにイジワルでもあります。
レバーを引いたとたん、たくさんの敵が現れることもしばしば。
いわゆるハマリもあります。
アイテムをとろうとしたら壁の中に閉じ込められた等。
日本のゲームだったら、脱出の手段がありますが、ウルティマはアメリカで開発されたので、
そんなものはないことの方が多いです。
こんな時はアンクというアイテムを使ってスタート地点に戻るしかありません。
たいていの場合はハマることを防げますが、気を付けていてもハマることがあります。
あと、敵の攻撃が激しい。
飛び道具が使える敵は、上下左右に主人公がいれば何も考えずに撃ってきます。
そのため、同士討ちになることも多いです。
このゲームには、個性的なキャラクターが登場します。
冗談ばかりいっている道化師や、ヒントをくれるネズミなど。
うそばかりつく人や、どっちが本当のことをいっているのかわからない双頭の馬など
もいて、困ることもあります。
ブラックナイトもたまに出てきますが、いやなことしか言いません。
別に攻撃してくるわけでもないので、さっさと倒されてしまいます。
操作性は、悪いです。
なれないとすぐに敵にやられます。
これも日米のちがいか。
ゲームとしては、できがいいとは思いませんが、難しい分、達成感があります。
難しいRPGをやってみたいという人にはおすすめだと思います。