2000年2月関東B級オープン第1戦

黒:N
白:いるか
白30石勝ち

F5D6C5F4E3C6D3F6E6D7G3C4G5C3F7D2E7F2C8F3C7H3B6G4C1E1H4E2B3B4A4B5C2A3H2D1A5A6B2H5H6A1F1A2G6A7B7A8B8D8E8F8B1G8G7G1G2H1H7H8

初戦から1級と当たる。
苦しくなるかと思ったがローズオープニング(10.d7まで)になったのでちょっと安心。
21.c7まではよくある引っ張り合い。
25.c1は意外な手。ここはb5かe2に打つと思っていた。
外回りの手でよくないと思う。
26手目は無難そうなe1を選んだ。
次に白e2を狙っている。
27.h4で黒からe2に打てるようになった。
これを防ぐための白の手はe2、h5、g6の3つがあるが、
g6は中辺の横取りだし、辺をとるのもいやだったのでe2に打った。
29.b3はb5もある。
その後30.d8、31.e8、32.b4、33.a3など。
30手目はb4とb5とで迷ったが、b5だと黒a4がなんとなくいやだった。
しかしその場合もそのあと白a3で問題はない。
それから、b4でもb5でも次に黒f1と打たれて爆弾が作れない状態になるが、 (g1と打たなければ黒に上辺を取られて手損) そのときは白g1と取って構わないと考えた。
31.a4は32.b5、33.c2までを読んで打った手だと思う。
実戦でもその通りになった。
32.a3は次に黒a2なら白a5として左辺にウイングを作らせる、
黒a5なら白h5としてh6が余裕手となることを考えて打った。
そこで33.h2。
34.d1のあと黒f1なら白g6黒a5(c1に打てない)白h6で白優勢だが
実戦ではそこまで考えていなかった。
黒f1なら白a5黒a6白a7と左辺を埋めた後黒b1白h6黒g6なら
白g7でストナー(次に黒がどこに打っても白h5で右辺を取れる)
などと読んでいた。
39.b2はf1の方がよい。
白優勢だが白a7としたら黒はウイング攻めをして粘れるので
白としても難しい局面になる。
40.a5はa1に打てるようにした手。
42a1の後黒b1白a2と考えていたが43.f1で白からb1に打てなくなってしまった。
しかし黒は既に手詰まりとなっていた。
50d8は4石損。最善はf8
51e8は2石損。最善はb1
以降双方最善。

このページでは後藤幸信氏の棋譜再生アプレットを使用しています。

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