2000年4月東京都大会第4戦

黒:いるか
白:S.F
白8石勝ち
F5d6C4d3C5f4E3f3C2c6E6f6D7b5C7c3D2b4B3e2A4e7F1d1A5b6F8a6A7d8E1g1F2c8G5g4H5h3G3c1F7h6H4g6B2a1B1a2A3g2H1h2G7a8E8g8B8h8B7h7

定石は3戦目まで虎、虎、兎だったので、猫を選んだ。
12.f6の変化。
ここは12.d2、13.g4、14.b6という展開が多い。
13.d7で黒良しかと思ったが、ほとんど差はないらしい。
15.c7は白e7を消す手だが、16.c3で黒困る。
ここはb4と打ち、白b6なら黒c7で再びe7に打てなくする方がよい。
19.b3は20.e2と打たれて困る。
f2として次に白e2ならb3の方がよい。
21.a4。右の白壁を破りたくないし、上辺に打つ事もできないので無難そうな1石返しを選んだ。
22.e7は当然の1手。
15手目で悪手を打ってから、黒苦しい展開。
24.d1は悪くなさそうだが、b6の方がよい。 次に黒の良い手が見あたらない。
27.f8は悪手。e1の方が良い。
次に白g1ならf8。
その後白a6黒f7となり、いずれ白a3なら黒b2、白c1なら黒a7となる。
35手目はg3、g4、g5を考えたが、実戦のg5はもっとも悪い。
g4がよく、次に白h4ならb7等。
41.f7は悪手。
ここはb7がよく、白a8のあとb8が白から打てなくなるのだがこの手は全く見えていなかった。 45.b2は4石損。最善はg7。
46.a1は8石損。最善はe8。
51.h1は2石損。最善はe8。
53.g7は4石損。最善はe8。
56.g8は4石損。最善はb7。
これ以降双方最善。

このページでは後藤幸信氏の棋譜再生アプレットを使用しています。

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