2000年8月関東B級オープン後の飲み

黒:T.M
白:いるか
黒22石勝ち

C4c3D3c5B4e3D2b3F4f5C6a4C2e2F3d6A3b5A5d1C1b1E6f6G4g6G5c7A6d7B6f7E7e8E1b2H6f1A1a2F2h3F8h5G1g3C8d8G2b8A8h7G8a7H4h2H1g7H8B7

(M)は対戦者談(うろおぼえ)、(D)は私の解説
(M):この序盤は白が難しくなる。
15.F3の後白にいい手が見つからないが、打つとしたらB6。
16.D6では、17.A3と当てられて白困る。
23.E6は黒がA5とF1に打てるようにした手。
25.G4のかわりにG5では、白G3と打たれ、次に白がG4をねらえるので
黒が損をしてしまう。
(D)26.G6は黒G5とさせてE5を黒くさせ、白がC7、D7の2個所にうつねらい。
白C7のあと黒D7では、B5の石も返ってしまう。
(M)36.B2の星打ちはあまり効果がない。
というのは、黒A1、白A2のあと、白がB7に打っても、黒B8でB列を
真っ黒にして石数を稼げるからである。
これがB8に石がある状態なら、B2の星打ちはこの局面よりも効果がある。
44.H5はB7のほうがよい。
H5ではH4が白から打てないのに対し、白B7は、すぐに黒B8とできないので、
黒G1白A7黒A8などの展開で、逆偶数にはならない。
(この展開では黒6石勝ちの形勢。白H5は黒8石勝ちの形勢)
(D)50.B8は2石損。最善はH7。
56.H2は2石損。最善はG7。
白H2黒H1白G7と白G7黒H8白H2の違いは、E5の石の色。

このページでは後藤幸信氏の棋譜再生アプレットを使用しています。

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