参考設定保存ディレクトリを変更する
wiro2デフォルトで、設定情報はwir2oインストールディレクトリに保存されます。
NT系OSでセキュリティ上、設定情報を他ユーザに見せたくない場合等は設定ディレクトリの変更ができます。
設定のディレクトリ変更は、wiro2.exeのショートカットファイルを作成し、
ショートカットファイルのプロパティで「リンク先」に起動オプションを追加してください。
マイドキュメントディレクトリの場合
"C:\Program Files\wiro2\wiro2.exe" "/basedir=$(MYDOC)"
Vista以降UAC管理下での標準的な保存先の場合
"C:\Program Files\wiro2\wiro2.exe" "/basedir=$(APPDATA)\wiro2"
といった具合です。
また、
Win2000,WinXPで権限が"User"のみの場合、設定ファイルが保存できないことが確認されています。
このような場合も同様の設定をすればうまくいきます。

参考USBメモリ上にインストール
wiro2をUSBメモリ上にインストールしてモバイル環境で稼働させる設定です。
また、SPIによる画像表示や、アーカイバDLLよる書庫も操作出来るようにします。
USBメモリではドライブがPCの環境によって変わるため、ドライブに依存しない相対パスとwiro2環境変数を使います。

  1. まず、USBメモリ上で以下のようなディレクトリ構成にします。
    	??:\
    	    app\wiro2\ .... wiro2関連ファイル全部と、統合アーカイバDLL(*.dllだけでOK)をコピー
    	    app\spi\  .... Susie画像プラグイン(*.SPI)をコピー
    	
  2. 次に「設定ダイアログ」「ツール」-「グラフィックビュア」のSPIの設定で
    「Susieの設定パスを使う」チェックボックスOFF
    「SPIパス」$(WIRO)\..\spi
    に設定する。
  3. 必要に応じて、「設定ダイアログ」「全般」-「前回の状態を保存する」のチェックをOFFにする。
    これは終了時に状態を保存しなくなりますが、若干終了やwiro2再起動が早くなります。
    ついでに履歴もクリア(']'KeyまたはShift+'L'Key)しておくと良いかも知れません。
  4. wiro2を再起動して設定したファイル("wiro2_[username].ini")を"wiro2.ini"にリネームする。
  5. さらにwiroを再起動して動作確認しておわり。


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