Direct3DRM - 姿勢(SetOrientation)

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ここに載せてあるソースコードは、参考のために載せてあります
サンプルコードは、一番下にLZHとしてあります

SetOrientationは、フレームの姿勢（向き）を決めるプロパティです。
このプロパティを知らずにプログラムすると「前を見ながら横に移動する（カニ歩き）」になってしまいます。
別のプロパティですがSetRotationプロパティというのもありますが、
これは回転運動なので姿勢とは別の話になってしまいます。
SetOrientationプロパティは、他のプロパティに比べ引数が解りにくくなっていますので、ここで解説します。

Object．SetOrientation(Frame，Zx，Zy，Zz，Yx，Yy，Yz)

この引数を説明する前に下の図1を見てください。

図1

姿勢は、ZとYの要素で成り立っています。
図1の赤い線の状態を引数に直すと

Object．SetOrientation(Frame，0，0，1，0，1，0)

となります。
何を見て判断しているのかと言うと
第2､3､4引数は、Z要素なので姿勢のZ要素の位置だけを考えます。
Z位置は原点からの値を指定します。

もうちょっと解りやすくするために姿勢を変更ます。

図2

Object．SetOrientation(Frame，-0.5，0，0.5，0，1，0)

Z位置が移動しました。引数は、-0.5，0，0.5です。
図2と引数を見比べて見てください。

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