ViewChapter2

●遊び方●
vc2.exeをダブルクリックして起動します。

よくあるヴジュアルノベル型のゲームと同じように
表示される選択肢のボタンをクリックして、行動を選択しながら
ストーリーを進めてゆきます。

[Ctrl]キーでゲームの途中セーブができます。
[Esc]キーでセーブデータを消去します。
★セーブデータが存在すると、自動的に続きから開始されます。

VC2 EDITOR

■作り方■
vc2edit.exeをダブルクリックして起動します。

扱うデータは全て同じフォルダに置いてください。

エディター画面の説明

プレビューのオン・オフ
フラグの設定

グラフィック・ファイル名


サウンド・ファイル名

選択肢の設定






ページの移動
シナリオのロード・セーブ

プレビュー画面のオン・オフ
チェックすると、別ウィンドウを開いて、プレビュー画面を表示します。

[Esc]キーを押すと、プレビュー画面を更新。

フラグの設定
フラグ番号フラグの値ページ番号の3つのパラメータで指定します。
3番目のページ番号の有無によって意味が変わります。
例1 … フラグ0に1を代入
例2 … フラグ5が1だったら20ページにジャンプ
つまり、ページ番号の値が無ければ「代入式」となり、指定すると「条件式」となります。

★使用できるフラグの数は、0〜255までの全256個。

グラフィック・ファイル名の指定
グラフィック・ファイル名を指定します。
表示可能な画像形式は、BMPJPGMAGです。

グラフィックは先ず、それぞれの画像バッファ(GR1GR2)に読み込まれ、GR1上にGR2の画像をセル画のように合成して、実際の画面に表示します。
一度、読み込まれた画像バッファの内容は、新たな画像を読み込むまで保持されます。

GR2に使用する画像の透過色には、完全な黒(RGB=0,0,0)を設定してください。
★「*」を指定すると、画像バッファをクリアすることができます。
〔特殊指定〕
GR1にシナリオ・ファイル名を指定すると、シナリオを新たに読み込むことができます。
このとき、GR2には、開始するページ番号を指定することもできます。
act3.scnを新たに読み込み、
158ページから開始する。

サウンド・ファイル名の指定
サウンド・ファイル名を指定します。
再生可能な形式は、MIDWAVMP3AVIです。

MIDファイルだと、自動的にループ演奏。
AVI動画の再生表示が可能。

選択肢の設定
選択肢のコマンド文飛び先ページを指定します。
それぞれのボタンをクリックすると、それぞれの飛び先ページに移動できます。
〔特殊指定〕
@コマンドの指定は、必ず1番目の選択肢のところに記述します。
例1 … ボタンを出さずに指定先のページ(15)にジャンプ
例2 … ボタンを出さずに3秒待ち、1ページ先に進む

ページの移動
1ページまたは10ページ単位でページを前後に移動します。
また、ページ番号を直接入力してボタンをクリックし、指定したページに移動することもできます。

シナリオ・ファイルのロードとセーブ
シナリオ・ファイルの読み込み保存を行ないます。

auto.scnというファイル名にすると、最初に自動起動されるシナリオになります。

文章の入力
ヴィジュアルノベルの文章を入力します。
実際の画面から文章がはみださないように、プレビュー画面でチェックしながら入力してゆくと良いでしょう。

コンフィグ・ファイルの変更について
vc2.cfgをテキストエディタ等で編集してください。
各行の設定項目は、以下の通り。

TTL=ゲームのタイトル
XYS=ゲーム画面のXサイズ,Yサイズ
FNT=フォント名,サイズ,太字指定

TTL=黒船ペリーの遺産
XYS=640,400
FNT=MS P明朝,24,0


【ファイルの内訳】
vc2.exe … シナリオ・プレイヤー
vc2edit.exe … シナリオ・エディタ
vc2.cfg … 設定ファイル
〜.scn … シナリオ・ファイル

【制限】
シナリオ・ファイルのサイズ … 256Kバイトまで
シナリオ・ファイルのページ数 … 1000ページまで(0〜999)
1ページ中の文章量 … 320バイトまで(80文字×40行)
フラグの数 … 256個まで(0〜255)

【再配布について】
本ツールを使用して制作したオリジナル・シナリオ作品については、同人・商用を問わず、配布・販売等、自由にお使いいただいて結構です。
また、その際にシナリオ・プレイヤー部分の実行ファイル(vc2.exevc2.cfg)を同梱することも許諾します。
もちろん、ライセンス料なども不要ですので、気がね無く作品づくりに没頭していただければと思います。

【注意】
シナリオ、グラフィック、サウンド等々、ゲームに使用する全てのファイルは、基本的に一箇所のフォルダに入れるようにしてください。
VC2は、別のフォルダにまたがったデータを参照できません。

tko_soft@din.or.jp
http://www.din.or.jp/~tko_soft/