セキュリティということもあって用済みのCD-Rを「読めないようにして」捨てようとした。コンピュータネタ、目次へひょっとして、と思ったが
CD-Rの記録層って、記録面よりもレーベル面の方に近いんだね。
カッターでこすったらあっけなくパリパリとはがれてしまった。そういえば昔PC-WorldExpoかなんかで「不要になったCD-Rを読めなくする」機械を展示していた。
CD-Rをセットすると、電動式のヤスリでCD-Rの記録面がざらざらになって出てくるのだが、
そんな機械使わずとも、CD-Rを廃棄する際に手で紙やすりをコシコシやれば済むわけだから、あんなもの売れなかっただろうけど、ヤスリを使わなくてもレーベル面をパリパリやれば完璧にデータが読めなくなると分かれば、あの機械、更に売れなくなるだろう。しかし災い転じて福と為す。レーベル面を完全にパリパリやってしまう機械を作ればいいのだ。これなら言いようによっては売れるかも。すなわち
「レーベル面をはがせば、円盤本体のプラスチックはリサイクル可能です。地球にやさしいCD-R廃棄を。」CD-Rに使われているプラスチックがリサイクル可能か?可能として採算に乗るか?については特につっこまないでおきます。
CD-R廃棄機を売って、円盤リサイクルで更に稼ぐ、ビジネスモデルとして考えられないわけではないでしょう。でも、儲からないだろうなあ。
で、政府がそのための費用を!というよくある主張になる。
あくまで思いつきなのだが、リサイクルを無理矢理軌道に乗せる施策として、リサイクル素材を一定量以上含まないものについて物品税を復活させたらどうだろう。もちろん輸入品についても。輸入品についてはリサイクル素材を使用しているという証明をとるのが大変であるというのは計算のうち。あまり派手にやると非関税障壁になるけどね。
なお、私はたとえ100%の物品税をかけられても、ノートの紙はバージンパルプがほしいなあ。ただしこの場合、物品税対象とする品目の選定が極めて難しい。
食料品は非課税として、食品包装はどうかとか。
道路のアスファルトは、もともと原油精製の副産物だからリサイクルの精神を満たしているのでいずれにせよ非課税とか。
サザエさんのネタは使いまわしているので非課税だとか。
いろいろと笑える理屈が聞けそうだ。