在るということ。無いということ。 在り難いこと。
これを見てどう思われるでしょうか。
そしてこれを見てどう思われるでしょう。
コップが在ると思われるでしょうか?。
コップとテーブルがあると思われたでしょうか。
ひょっとしたらテーブルが在るという意識が無かったのではないでしょうか?
また、最初の画を見て「コップが無い」と思われたでしょうか。
逆の順番で見たときどうでしょうか。
人は無くなったときに在る事を感じるのではないでしょうか。
あるからこそ足りないと思うのではないでしょうか。
無いからこそ自分に足りない事に気が付かないのではないでしょうか。
また、あるからこそ無かった自分に気がつくのではないでしょうか。
そして、本当にあって当たり前と言えるのでしょうか?。
こんな事があるのでしょうか
もし、満たされざる何かを感じたときこれを不満と言いますが、
それは、いままで満足していた、させていただいていたのではないでしょうか。
そしてそれは「在ることが難しい事」だから無くなったのではないでしょうか。
そしてそれは「在り難い」ことだったのではないでしょうか。
ただ、その事に気が付かなかった私がいるような気がします。
時、人、物 在り難いものに囲まれて生きている私に気が付いたとき。
感謝をせずには居られません。
廣澤 典彦
HIROjp