================================================================================= Process Controller Process_v Ver1.04 (5/15/1999) tom@bremen.or.jp http://www.bremen.or.jp/tom/soft/ ================================================================================= 1. Process_v の概要 Process_vは、現在システムで実行されているプロセスの情報を表示、コントロールする ソフトウェアです。 ・プロセス情報表示(プロセスID,実行タイプ,プライオリティ,スレッド数,パス) ・プロセスのKILL ・プロセスのプライオリティ(優先度)変更 ●動作環境 日本語 Microsoft Windows95/98 ( Windows NTでは動作しません ) WinNT5.0以上なら起動する可能性がありますが、未確認です。 他のランタイム類は必要ありません。 2. 使用方法? Windowsの調子が悪いなと思った時、システムの様子がふと気になった時、アプリケー ション開発時の補助、研究目的にお使い下さい。プライオリティ(優先度)変更機能は、 アプリケーションの動作を早くしたり、CPUが暇なときだけプロセスを実行させたり するように設定したり出来るのでお勧めです。 ただし、このソフトウェアは使用方法を誤りますとOSの動作に著しく支障をきたす恐れ がありますので、開発者向けです。 ●プライオリティとは? プライオリティとは、マルチタスクOSにおいて、プログラムを実行する際につ けられる優先順位の事で、この優先順位が高いほど実行に与えられる時間が長く なります。実際には次のようなランク別になっています。 NORMAL : 普通のプロセスはこのノーマルになります。 HIGH : 上位の優先度を持つプロセスです。 REALTIME: 最上位の優先順位を表します。このプロセスは、高速に動作しますが、 長時間このプロセスの実行状態が続きますと、キーボードやマウスが 応答しなくなったりする場合がありますので注意が必要です。 IDLE : システムがIDLE、つまりCPUが何もしないで、なまけている状態に実行 されるプロセスです。このプロセスは他のプロセスによってCPUが使用 されている時に実行されませんので、長時間バックグラウンドで演算 し続けるようなプロセスに適しているかと思います。 *注意* このソフトは自由度を高めるため、Kernelをはじめシステムの重要なプロセス へのアクセスも可能となっていますが、システムがハングアップしたり、動作が 不安定になる原因になりますので、不用意に操作しない方が無難です。 3. 使用条件 このソフトウェアを使用したことによって起こったいかなる損害、トラブルにも 作者は責任を負いません。 4.頒布条件、その他 Process_vはフリーソフトウェアです。自由に配布してかまいません。 Readme.txtもいっしょにお願いします。 5.変更履歴 1.04 (05/15/1999) プロセスKILL失敗時に関する修正 アクセラレータキー、ステータスウィンドウに関する修正 ファイルサイズ減量 1.03 (02/27/1999) アイコン表示に関する修正 メモリリークの疑いのある部分を修正 1.02 (02/11/1999) プライオリティ取得に関する修正 ファイルサイズ減量 1.01 (02/08/1999) 情報取得失敗に対処 ファイルサイズ減量 1.00 (02/06/1999) アイコン表示に関するバグフィックス 0.90 非公開バージョン