[問題 1] ユーザ定義関数の最後に記述するステートメントは？

End

End Function

End Sub

Endステートメントはメニューの[実行]-[リセット]に対応します。

[問題 2] Functionプロシージャで、できないことは？

Private変数を定義する。

セルの書式を変更する。

セルの数式にプロシージャ名を記述する。

Private変数はモジュールの先頭で定義します。

[問題 3] 次のように定義したとき変数aのデータ型は？

    Dim a ,b As Long

Integer

Double

Variant

As データ型 は個々の変数に指定する必要があります。

[問題 4] モジュールシートの先頭に次のように定義したとき変数aの有効範囲は？

    Public a As Long

このプロシージャの中

このモジュールシートの中

すべてのブック

Public変数はすべてのブックで参照が可能になります。

[問題 5] 次のように定義した直後の変数aの値は？

    Dim a

1

0

Empty

データ型を省略するとVariant型になります。 Variant型の初期値はEmptyという特殊な値です。 Emptyは数値として扱うと0、文字列として扱うと""と評価されます。

[問題 6] 行を継続するときに使う記号は？

_

'

*

直前の空白を忘れないようにしましょう。

[問題 7] 名前付き引き数を使うと便利なことは？

引き数の順番を忘れても大丈夫。

引き数の名前を忘れても大丈夫。

記述を短くできる。

名前付き引き数を使うと、記述量は増えますが、特に引数の多いメソッドなどでは、コードが読みやすいものになります。

[問題 8] 正しいプロシージャ名はどれですか？

ab

p1

sub

p1 はセル参照文字列であるため、sub はVBAの予約語であるため、一般の名前としては使用できません。なお、abという名前もわかりにくく、良い名付け方とは言えません。

[問題 9] マンション購入のローン計算処理を作るとき、金額を扱う変数に、より適しているデータ型は？

Integer

Currency

Money

Integerの範囲は-32,768 〜 32,767ですので一般的なマンションの金額としては不足しそうです。Money型はVBAの基本のデータ型にはありません。

[問題 10] 次のステートメント実行後のbの値は？

    a = 5
    b = 0
    For i = a To 1 Step -3
        b = b + 1
    Next

0

1

2

ループの中で変数iは、5、2、-1と変化します。

[問題 11] マクロの実行を中断できないのは？

F5キー

エスケープキー

ブレークポイント

F5キーはメニューの[実行]-[開始]または[実行]-[継続]（デバッグウィンドウ時）に対応します。

[問題 12] シングルステップ実行とプロシージャステップ実行の共通点でないのは？

すべてのステートメントをステップ実行する。

ステップ実行中にユーザがセルの値を変更できる。

メニューの[実行]-[シングルステップ]で開始する。

プロシージャステップ実行では、呼び出される別プロシージャのコードはステップ実行しません。

[問題 13] 同じブック中の他のモジュールシートのプロシージャをCallステートメントで実行するとき、あらかじめ行うべきことは？

参照設定

Public変数の定義

特にない

参照設定は別ブックのプロシージャを呼び出すときに必要になります。

[問題 14] アクティブシートのC2のセルに200を代入するには？

Selection.Range("C2").Value = 200

Cells(3,2).Value = 200

Range("C1").Cells(2,1).Value = 200

Rangeオブジェクトに対してRangeメソッドやCellsメソッドを実行すると相対的位置のセル範囲を返します。

Selection.Range("C2") は現在の選択範囲の左上隅のセルをA1と見なしたときのC1の位置のセルを返します。

Range("C1").Cells(2,1) はC1から2行1列目の位置のC2セルを返します。

[問題 15] A1のセルを含む、連続してデータが存在するセル範囲を選択するには？

Cells(1,1).CurrentRegion.Select

Range("A1").Range("CurrentRegion").Select

SpecialCells(xlCurrentRegion).Select

[問題 16] 変数rにA1:C3のセル範囲を示すオブジェクトへの参照を代入するには？

Set r = Sheets(1).Range("A1:C3")

Set r = Sheets("Sheet1").Cells("A1:C3")

r = Range("A1:C3")

オブジェクトへの参照を格納する変数への代入はSetステートメントを使います。 Cellsメソッドにはセル参照文字列は指定できません。

[問題 17] C5に"=SUM(C2:C4)"の数式を設定する方法で間違っているのは？

Range("C5").Value = "=SUM(""C2:C4"")"

Range("C5").Formula = "=SUM(C2:C4)"

Range("C5").Formula = "=SUM(R[-3]C:R[-1]C)"

SUM関数に渡すセル参照文字列は""で囲みません。R1C1形式で指定することが可能です。

[問題 18] ブックの中のすべてのシートの数はどのプロパティで知ることができますか？

Workbooks.Count

Worksheets.Count

Sheets.Count

Worksheets.Countにはグラフシートなどの数は含まれません。

[問題 19] ListBoxにリストデータを設定する方法で適切でないのは？

obj.ListBoxes("List1").ListFillRange = "Sheet1!A1:A3"

obj.ListBoxes("List1").LinkedCell = "Sheet1!A1:A3"

obj.ListBoxes("List1").List = Range("A1:A3").Value

LinkedCellプロパティはリストの何番目の項目が選択されているかということに関係します。

[問題 20] カスタムダイアログを表示させるには？

Dialogsheets("Dialog1").Show

Dialogs("Dialog1").Show

DialogFrames("Dialog1").Show

Dialogsメソッドは組み込みダイアログを表示します。