[PHORETの紹介]
PHORETは、デジタルカメラやスキャナから取込んだ写真画像を、初心者の方でも簡単に、
美しい綺麗なものに仕上げられることを最大の特長とするフォトレタッチソフトです。
コンセプトは「簡単、高画質、便利」です。
「デジカメは持っているけれどフォトレタッチは面倒なのであまり使ったことがない」という方が非常に多いようです。 確かにフォトレタッチソフトはどんどん高機能になっていますが、その分、操作が難しくなっていることも確かなようです (何種類もの微妙な補正を繰り返さないとなりません)。 本ソフトは、画像処理についてはあまり経験のないパソコン初心者のデジカメユーザーやスキャナユーザーでも、 簡単に本格的なフォトレタッチが行えることを目標に、ユーザーの視点から開発しているものです。
デジカメフリークの皆様、そしてスキャンマニアの皆様。 これで、あなたの写真画像も、びっくりするほど簡単に、美しいものに生まれ変わります。
1)初心者でも使いやすく
初心者の方にとって、フォトレタッチソフトの使いにくさは「多くの機能があるが、どれをどのように使って良いのか分からない」、 「調整が微妙で、どこが最適なセッティングなのか分からない」というところにあるようです。 ところが、PHORETに搭載している「フォトエキスパート」機能を使えば、このような悩みは軽減されます。
たとえば、「ボタン1発での自動最適化補正」です。 本当に「1発」ボタンのクリックだけで、輝度/コントラスト/カラーバランスを同時かつ自動的に最適な状態へ補正します (対象画像を統計分析して自動補正します)。 通常の写真画像は概ねこれだけで見違えるほどくっきり鮮やかな美しいものに生まれ変わります (ただし、特殊条件化で撮影した写真には向きません)。 スキャナ画像特有のパターンノイズを、画像のディテールを極力損なうことなく除去する機能などもあります。
また、画像処理の経験のない方のために「ガイダンスメニュー」方式のインターフェイスも装備しています。 これに切り替えるだけで画面が一変し、あとはガイダンスに従っていくだけでレタッチが進められます。
2)美しい出来上がりを
PHORETの画像処理機能は、単に画像処理ロジックをプログラミングしただけのものではありません。 処理後の画像の美しさを求め、処理方法についてのキメ細やかなチューニングとパラメータ設定を行ってあります。 一見すると、同種のソフトはどれでも装備している機能のようですが、実際に試していただければ、その違いがお分かりいただけると思います (市販ソフトでも高価なものでないと実現できないような高画質処理機能を各種装備しています)。
例えば、画像の縮小/拡大機能では、独自ロジックによる拡張オーバーサンプリング法や線形補間法を組み入れ、 ギザギザやモザイク状にならない、美しい仕上がり結果が得られます。 ソフト化/シャープ化/ノイズ除去といった良く使われるフィルター処理についても、 出来上がりの美しさを求めて独自のロジックでチューニングしています。 処理の強さなどキメ細かな調整もできます。
各種の色補正についても、「バリエーション表示」や「YUV」による調整(カラーテレビと同じ)、 ヒストグラムでの調整などを取り入れ、直感的に補正しやすくするための工夫を行っています。
また、「アーティスト機能」では、各種のフィルター効果、照明効果、写真枠作成、テクスチャー効果などの機能を盛り込んでいますので、 ちょっと凝った写真にすることも簡単です。
3)便利な機能
PHORETではサムネイル(縮小画像)作成/管理機能とイメージブラウザーの搭載により、 フォルダー中の画像一覧を見ながら編集を行えるなど、便利な機能を揃えています (しかもブラウザを2つ起動可能)。 また、イメージブラウザでは、画像ファイルの操作やスライドショーもできる強力なものになっています。
その他にも、
- 壁紙の設定/編集機能
- アルバム風の印刷機能
- デジカメなどからの連続画像取込み対応
- CRTの縦横比の違いの補正
- 状況対応HELP
- プレビュー方法の切替え可
- ドラッグ&ドロップでのファイル読込み対応
- フルカラー画像を256色環境で編集可能(表示方法指定可)
- 全画面表示
- HTMLでの画像カタログ自動作成機能
- 複数画像への一括処理機能
など、使いやすさを重視した各種の工夫もこらしてあります。
初心者のかただけでなく、今までフォトレタッチを使い込んだかたにもきっと満足していただけると思います。 未だ開発途上のものですが、ぜひお試しください。
PHORETの「1発」ボタンによる画像補正例(ヤラセではありません)
図1.補正前(市販CDの使用権フリー写真を縮小したもの) |
<写真自体は素晴らしいですが、暗くくすんだ感じで色も変です> |
図2.補正後(「一発補正」で輝度/コントラスト/色バランスを自動調整) |
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