ChartScape FAQs

Q1 過去のデータの入手方法は?

ChartScape作者はデータの提供等のサポートはいっさい行っておりません。 データの入手方法として、以下の方法があります。

いずれの場合でも、取得したデータをChartScapeで読める形式にフォーマット変換する必要があります。ChartScapeは、システック社のシステムで使われている「株取虫フォーマット」と有償サービスのData-get.comに対応しています。

過去のデータの入手方法は、ChartScape公式Webサイトで紹介しています。

Q2 日々データの更新がとても遅い

ファイルメニューの「株価データの更新...」ダイアログボックスで、「データ更新後ソートする」をチェックすると、処理が遅くなります。 日々データを古い順にインポートしていく場合は、ここをチェックする必要はありません。

Q3 最近日々データの更新が遅くなった

ハードディスクのフラグメントが多くなり、遅くなったのかも知れません。ChartScapeを長く運用していると、データ量が多くなるにつれ、OSがデータ領域を拡張しますが、このとき拡張される領域は、元の領域と物理的に離れた場所になることがあります。これをフラグメントといっています。こうなると、データを読み書きするとき、ハードディスクのヘッドが離れた距離を移動することになり、アクセスが遅くなります。 Norton UtilitiesのSpeed Diskなどを使用すると、フラグメントを取り除くことができます。

Q4 急にハードディスクの残り容量が少なくなった

ChartScapeでは、各銘柄ファイルは、1日分の株価をインポートする毎に、26バイトづつ増えていきます。しかし、MacOSではファイルのサイズは、あらかじめ決まった単位の整数倍の値しかとることができません。そのため、毎日少しづつディスクの残り容量が減っていくのではなく、段階的に残り容量が減っていきます。そのため、急にハードディスクの残り容量が少なくなったと感じるときがあるのです。

Q7 上場廃止銘柄を銘柄リストからはずしたい

ChartScapeをインストールしたフォルダ(ディレクトリ)の中にDataフォルダがあり、その中に、"1000", "2000", …, "9000"という名前のフォルダがあります。そのフォルダの中に、証券コード別に株価ファイルが格納されています。証券コードがnnnnの株価ファイルは、KDnnnn.KDTという名前のファイルです。上場廃止銘柄を銘柄リストからはずしたいときは、対象となる銘柄の証券コードを調べ、その銘柄の株価ファイルをごみ箱やChartScapeをインストールしたフォルダ以外のフォルダにドラッグしてください。

Q8 銘柄リストに表示される銘柄名が正しくない

ChartScapeに登録されている銘柄名は、古いもので、近年新規上場された銘柄や、名称変更となった銘柄は、反映されていません。ユーザーズガイドの銘柄辞書の保守に従って、修正してください。

Q9 フリーズしてしまった

どういう状況でフリースしたかがわかったら、状況をChartScapeの作者にメールしてください。お願いします。できましたら、フリーズしたことと同じ処理をもう一度やってみて、再現性があるならば、ぜひお知らせ下さい。

command+option+escキー(この3つのキーを同時に押す)により、ChartScapeを強制終了できる場合があります。この操作で強制終了したら、その後必ず、Macintoshを再起動して下さい。不幸にもChartScapeを強制終了できなかったら、リセットボタンがある機種では、リセットボタンを押してMacintoshを再起動して下さい。リセットボタンがない機種では、control+shift+キーボードのパワーオンボタンで再起動できます。

Q10 なぜフリーウエアなのか?

最近ではシェアレジなどの仕組みが整ってきており、シェアウエアを公開しても代金回収がやりやすい環境になっています。そのためか、プライベートに作ったソフトウエアを猫も杓子もシェアウエアとして公開する傾向にあります。完成度が低く幼稚で低レベルなソフトウエアも数多くあります。この傾向はWindows3.1以降のPCプラットフォームで特に顕著だと思います。ChartScapeの作者は「シェアウエア=完成度が低く幼稚で低レベルなソフトウエア」という先入観を持っており、「ChartScapeは完成度が高い」ということをアピールするためにシェアウエアとはしていません。
平たくいえば、素人プログラムで平気で金を取る、拝金主義のシェアウエアとは一線を隔したい訳です。