ChartScape/WinプラグインSDK

ChartScape/Win v1.7.2以降には、更新用の日々データファイル読み込みプラグインモジュールを、外部DLLとして追加できる仕組みを組み込んでいます。ChartScape/Winは、、更新用の日々データファイルとして、株取虫フォーマットのファイルとD@TA.COMのフォーマットのファイルをサポートしていました。v1.7.2以降では、プラグインDLLを組み込むことにより、ChartScape/Winでは直接読み込むことができないフォーマットの更新用日々データファイルを読み込むことができるようになります。

本プラグインSDKには、いくつかのサンプルプラグインモジュールが同梱されています。Plug-insディレクトリをChartScape/Win v1.7.2以降のEXEファイルと同じディレクトリにコピーすると、Plug-insディレクトリ内のプラグインモジュールが組み込まれます。

ChartScapeディレクトリ
   |
   +--ChartScape.EXE v1.7.2以降のプログラムファイル
   |
   +--Plug-insディレクトリ
       |
       +--XXXXX.DLL プラグインモジュール

本プラグインSDKには、以下のプラグインモジュールを同梱しています。
XCSV.DLL インターネット上にころがっているyyyymmdd.csvのファイルを読み込むためのプラグインモジュール
XKabutori.DLL TeleText/MacやDSConverter/Macで生成する「株取虫もどきフォーマット」のファイルを読み込むためのプラグインモジュール
XKabutori32.DLL 32bit版「株取虫フォーマット」のファイルを読み込むためのプラグインモジュール
XKabutoriDOS.DLL DOS版「株取虫フォーマット」のファイルを読み込むためのプラグインモジュール
XKabutoriMaster.DLL 「株取虫フォーマット」のファイルを読み込むためのプラグインモジュール
XS.DLL インターネット上にころがっているsyyyymmdd.txtのファイルを読み込むためのプラグインモジュール
XT.DLL インターネット上にころがっているTyymmdd.txtのファイルを読み込むためのプラグインモジュール

これらのプラグインモジュールのうち、必要なものをPlug-insディレクトリにコピーしておけば、ファイルメニューの「株価データの更新」メニューで、更新用の日々データファイル読み込むことができるようになります。

このDLLのうち、利用するものを、以下のPlug-insディレクトリにコピーする

Plug-insディレクトリに複数のプラグインモジュールをコピーした場合は、ファイル選択ダイアログボックスの「ファイルの種類」ポップアップメニューにより、どのフォーマットの日々データファイル読み込むかを指定できます。

本SDKには、プラグインモジュールのソース(Microsoft Visual C++用)を同梱しています。ソースディレクトリ中のReadMe.txtにプラグインモジュールのレシピがありますので、ChartScape/Winを新しいフォーマットに対応させたい場合は、プラグインモジュールを独自に作成することが可能です。簡単なプログラムですから、自分でできなくても、身近にいるプログラミングの心得のある人に頼むとよいでしょう。 本SDKは、Public Domain Softwareとします。