StockTraderをWindowsで使う

StockTraderは、Yahoo Financeのサイトから株価データを入手し、株取虫フォーマットの日々データ(KDyyyymmdd形式)を生成するための、Macintoshアプリケーション(フリーウエア)です。

KDyyyymmdd形式の株取虫フォーマットの日々データは、ChartScape/Win 1.1.4以降、ChartScape/Mac 1.0.4以降で利用可能です。

StockTraderは、非常に重い(正確にはStockTraderが重い訳ではなく、Java2やSwingが重いのだが)アプリケーションですので、それなりにパワフルなパソコンで動かさなければ厳しいかもしれません。当方では、PowerMac8500/150では快適でした。Pentium133のPCでは、かなりきついと感じました。Yahoo Financeから大量のファイルをダウンロードしますから、インターネットの接続回線が細い場合も、使用はきびしいでしょう。

StockTraderは、Macintoshアプリケーションであり、Windowsで動かすことは動作保証の対象外ですので、 ここで説明する方法に関しては、StockTraderの作者に問い合わせはしないでください。

まずは、StockTraderのWebサイトを熟読し、StockTraderについて理解してください。(このサイトはMacintoshユーザ向けということにはなっていますが、Macintosh以外のユーザでも電脳投資を志す方にとって有益な情報が載っています。)

  1. StockTraderは、Java2のアプリケーションですから、WindowsパソコンにJava2をインストールしておいてください。 Swingをインストールしておけば、JDK1.1.xでも動作します。 当方では、JDK1.1.4でも動作を確認しています。
  2. StockTraderのWebサイトからStockTraderのアーカィヴをダウンロードします。正式バージョンは、Macintosh用のMacBinaryのファイルですから、Windowsユーザはそのままでは利用できません。Windowsユーザ向けのアーカィヴをダウンロードします。 MacintoshとWindows機の両方が使える環境にある方は、StockTraderの正式バージョンをMacintoshでダウンロードし、それをMacintosh上で伸長してから、できたファイルをWindows機へ転送した方がよいでしょう。
  3. 適当なディレクトリでアーカィヴを伸長します。
  4. アーカィヴを伸長してできたStockTrader.jarのあるディレクトリに、stock_dataという名前の空のディレクトリを作ってください。
  5. Java2(JDK1.2)の場合、
    StockTrader.jarのあるディレクトリで、
    
    C:\jdk1.2\bin\java -cp StockTrader.jar SwingApplication
    
    とすれば、StockTraderを起動できます。(javaをインストールするディレクトリに応じて適宜読み替えてください。) バッチファイルを作っておくとよいでしょう。
  6. JDK1.1.xの場合でも、Swingをインストールしていれば、以下のように指定することにより、StockTraderは稼働します。
    
    C:\jdk1.1.4\bin\java -classpath "d:\jdk1.1.4\lib\classes.zip;StockTrader.jar;swingAdd.jar" SwingApplication
    
  7. StockTraderが起動した後は、StockTraderのドキュメントに従ってください。