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OKって大統領の勘違いで生まれた?

 世界中で一番便利に使われている略語はやはりこの言葉でしょう。
 ところが、そういう言葉に限っていろいろな説があるのがお約束。
 その中でもっともらしいのが、「大統領勘違い説」。
 米国第七代大統領ジャクソンの教養の無さは有名で、彼はAll Correct(全て正しいの意)をOll Korrectと思いこんでいて、書類に承認という意味でOKと書いていました。
 言語学者が支持している説は「インディアン由来説」。
 インディアンの言葉にokeh(それでよしの意)から来たというもの。
 また、別のインディアンの酋長Old Keokukが協定書にサインした「頭文字説」もあります。
 しかしどれも決定的な証拠がなく、未だに真実は・・・・・。

お母さんは「m」で始まる

 昔は父親や母親を呼ぶときは「父上・母上」だったのが、「お父さん・お母さん」になり、現在では半数以上の子供達は「パパ・ママ」と呼ぶようになりました。
 で、この「パパ・ママ」という言葉はアメリカやイギリスそして日本だけの言葉なのでしょうか。
 確かに日本語になっている「パパ・ママ」は外来語ですが。
 実はそうでもないのです。
 米、英、日本を始め多くの国では「パパ」も「ママ」も「p」や「m」の音で始まるのです。
 例えば「ママ」について見てみると、媽媽(中国語)、mere(フランス語)、madre(スペイン語・イタリア語)、mae(ポルトガル語)、Mutter(ドイツ語)、moeder(オランダ語)、moder(スウェーデン語・デンマーク語)、mor(ノルウェー語)、mitir(ギリシア語)、mam(ウェールズ語)、mat'(ロシア語)、mama(スワヒリ語)、umama(ズールー語)、imeh(ヘブライ語)、man(ヒンディー語・ウルドゥー語)、me(ベトナム語)となっています。
 一部の言語ではmで始まってはいませんが、発音上でm音がはっきり響くのでm音で始まっているような印象があります。
 日本人はどうも何でも恥ずかしがって隠す傾向がありますが、子供達が親を「ママ」や「パパ」と呼ぶのは世界でも「普通」な事だったのですね。

クリスマスとは?

Xmas  世間はクリスマスに近づくと、やたらに騒ぎますが一体なにがクリスマスなのでしょう。
 クリスマスはキリスト降誕の大祝日のことを言うのだが、12月25日に生まれたという証拠は無いようである。
 ただの典礼の上で決めただけなのだ。
 クリスマスの爺さんであるサンタクロースが煙突から入ってきて、暖炉の所に吊ってある靴下にプレゼントを入れていく話は、ヨーロッパ各地に類似した形でたくさん伝わっている。
 この話の主人公はローマのディオクレティアヌス帝時代、トルコ南西部リキュアに住んでいた司教ニコラスだと言われている。
Xmas  本来は12月6日が聖ニコラスの日で、ヨーロッパの一部の国々ではこの日の前夜に、良い子には贈り物を、悪い子には小枝を持ってくると子供達に教えている。
 この司教がいつから聖人に列せられたかは不明であるが、一般には子供、学者、商人、旅行者達を街道の盗賊から守る守護神として崇められている。
 オランダの移民がアメリカでこの聖人をニコラスの愛称(シンタークラウス)と呼んだのが、サンタクロースに変わっていった。
 クリスマスのサンタクロースを世界的に広めたのはアメリカのようである。

ヘンナ法律!?

 現在アメリカは50の州から出来、50の独立国が集まっているようなものです。
 各州ごとの法律もそれぞれの州の事情によって様々で、中にはとんでもないユニークな法律まであります。
 そんな面白い法律の例を見てみましょう。

 ・アラバマ州ではピーナツを買うのは太陽が沈んだ後でなければいけない。
 ・オレゴン州では公衆便所でローラースケートを履くのはいけない。
 ・ミシガン州では消火栓にワニをつなぐのは禁止。
 ・ミシガン州では風呂でウトウトしてはいけない。
 ・ミシシッピ州では象にビールを飲ませてはいけない。
 ・ミネソタ州では同じ物干し竿に異性の下着を干してはいけない。
 ・カリフォルニア州ではホテルの部屋の中でオレンジの皮をむいてはいけない。

日本にはこんな面白いor変わった法律はあるでしょうか?
 変わった日本の法律と言えば、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉の「生類憐れみの令」(しょうるいあわれみのれい)。
 犬公方(いぬくぼう)とも呼ばれた綱吉は、誤って犬を傷つけただけでも死刑にされることがよくあったという。

 ちなみに2004年3月時点、アメリカ連邦政府では別名「チーズバーガー法案」なるものが連邦下院で可決されています。
 これは「肥満の人が、肥満になった責任はファストフード業者にある」と訴訟を起こし、「毎日のようにハンバーガーを食べて肥満し、糖尿病など健康被害を受けた」からという。
 しかしニューヨーク連邦地裁は「自己責任による健康被害の救済を法廷に持ち込むのはお門違い」と棄却したのが発端だとか・・・。

 さらに日本の新たなるすごい法律。
 学校教職員は卒業式や入学式などでの式典での「国旗掲揚」と「国歌斉唱」が義務づけられています。
 従わない場合は「職務上の不服従」ということで、退職や契約の更新等の不採用となる可能性があります。
 2004年4月現在で東京都だけで280人余りが式典で起立しなかった事などを理由にこのようになっております。
 この法律、日本では「義務」、でもアメリカですと国家が流れると自然と全員が起立して力強く自分の「意志」で歌っていますが。
 今後も論争を呼びそうですね。

お国柄で恐ろしい習慣・法律!?

 国によって法律は絶対なるもの。そんな法律でも厳刑になるのが「麻薬」や「銃」の所持や持ち込み。
 それぞれの国についてまとめてみました。





 このほかの国ではどうなのでしょう。情報ありましたらご連絡下さいね。




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