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RedHat 8.0 導入記
ハードウェア
cusl2
自宅のマシン。Pentium3 866MHz, Memory 256MB。
ax4gem
02/11/02 新しいマシンを学校に構築。
部品 | メーカー | 型番 | 備考 |
CPU | Intel | Pentium 4 2.4GHz Box | Soket 478 |
Memory | ? | DIMM DDR SDRAM PC2700 512MB CL2.5 | |
Mother Board | AOpen | AX4GE Max |
Intel 845GE chipset
Integrated on-chip VGA Engine
Sound Realtek AC'97 CODEC on-board |
Graphic Card | AOpen | Aeolus GF4Ti4200-DV64 |
nVIDIA GeForce 4 Ti4200 with 64 MByte DDR Memory |
HDD | IBM | IC35L080AVVA07-0 | 80GB |
Floppy | ? | ? | ジャンク |
Mouse | Microsoft | Intelli Mouse (USB/PS-2) | ジャンク |
インストール
02/10/30 RedHat Linux 8.0 を cusl2 へインストール。
02/11/02 RedHat Linux 8.0 を ax59p へインストール。(非常に重たいので省略。)
02/11/03 RedHat Linux 8.0 を ax4gem へインストール。i845チップセットのオンボードグラフィックは、
Redhat 8 のインストール時は認識しないが、インストール後は正常に動作する。
マウスのホイールが動作しなくなったこともあり、02/11/08 RedHat Linux 8.0 を ax4gem へインストール。
GeForce 4 Ti4200は、Redhat 8 のグラフィックインストールが可能である。
インストール設定を次に示す。
さて、起動!
うん?ターミナルが見当たらない!!! どこだ!!
右クリック→新規ターミナル、あるいは gnomeメニュー→システムツール→Terminal でいけた。
ネットワーク
標準で動作しない
Redhat 8 は初期状態ではネットワークが動作せず、
gnomeメニュー→システム設定→ネットワーク から、127.0.0.1をホスト名から
localhost.localdomainに変更し、さらに自機のIPアドレスとホスト名を登録し、
再起動すると動作するようになった。
サービスの設定
プログラム→システム→サービス設定 で httpd, telnet, vsftpd など
必要なサービスにチェックを入れ、保存後終了。
コンソールで # /etc/rc.d/init.d/xinetd restart を実行すれば
サービスが起動する。
apacheが動作未確認だがtelnet,ssh,ftpの動作が確認できた。
wu-ftp で、上位階層へのアクセスを許可する場合は
/etc/ftpaccess の realuser の後に、名前を追加する。
詳しくはこちら。
vncの設定
まず、 root になって /etc/services にこちらの内容を追加する。
次に、 次のファイルをダウンロード後解凍し、/etc/xinetd.d/ 以下に追加する。
(ダウンロードしたファイルは拡張子が.txtになっているが、 拡張子なしに変更する。)
(16bitカラーのときがうまくいかないのだが、 まだ解決策は見つかっていない。)
(xinetdではなく、inetdを使用している場合は多少異なる。)
さらに、XDMCPでユーザー認証を行わせるため、Linuxを グラフィカルログインに変更しておく必要がある (テキストログインにしていた場合)。
Linuxのデフォルト設定では、XDMCPが無効になっているので /etc/X11/gdm/gdm.conf の以下の部分を編集して有効化する。
[deamon]
KillInitClients=false (または 0 )
:
[xdmcp]
Enable=true (または 1 )
これで準備は完了。 後はLinuxをランレベル5で起動してグラフィカルログイン化する。
(この gdm.conf はミスするとログインできないようになることもあるので、 このファイルを編集するときは telnet をオープンするなどして他のログイン手段を確立おくことをお奨めする。)
vncをバージョンアップ
2002年12月18日追記
RedHat 8.0では3.3.3r2が標準で入っているが、vncのホームページから
最新の3.3.6をインストールすることによってホイールマウスに対応できる。
インストール手順は次の通り。
1. # rpm -qa | grep vnc で既にインストールされているパッケージを調べる。
2. パッケージがあれば、それを削除する。
2.1. # rpm -e vnc-doc-3.3.3r2-39
2.2. # rpm -e vnc-3.3.3r2-39
2.3. # rpm -e vnc-server-3.3.3r2-39
3. 新しいパッケージのインストール。 # rpm -ihv vnc-3.3.6-2.i386.rpm
Apache の設定
Apacheconfを使う必要があるので少々分かりづらい。
詳細はバージョンが古いが オフィシャル Red Hat Linuxカスタマイズガイドの
14章Apacheの設定 を参照。
とりあえず、gnomeメニュー→サーバ設定→HTTPサーバ で、サーバ名を決め、保存後、
xinitd を再起動(# /etc/rc.d/init.d/xinetd restart)すると apache は動作する。
=== ローカルの public_html の設定 ===
本来は apacheconf を用いて、 /usr/share/apacheconf/httpd.conf.xsl を編集するほうがいいが、
これによって作成される /etc/httpd/conf/httpd.conf を修正することにする。
まず、このファイルの IfModule mod_userdir.c の部分の UserDir disable となっている行を
コメントアウトして、 UserDir public_html という行のコメントを外す。
次に、Directory /home/*/public_html の部分の全てのコメントを外す。
最後に、/home/(username) のパーミッションが他人でも読み込み・実行可能であることを
確認する。
参考:LANでのWebサ−バ−の使用
K's Linux memo
=== log ===
ログは /etc/httpd/logs/access_log, /etc/httpd/logs/error_log に記憶される。
アプリケーションのインストール
インストールプログラム
anjuta 0.9.99-1 (1.0 beta1 rpm) ... 警告が出た。
ax59p(k6-2 450,Mem 128)でコンパイル中にハングアップ。
cross environment of ARM7
binutils-2.13
gcc-3.2
icarus verilog 0.6 snapshot 20020907
gtkwave 1.3.19-0 (rpm)
realplayer 8 (bin)
vnc上から操作しようとすると文字化けが起こる。謎。
Java 2 SDK, Standard Edition 1.4.1_01 (rpm)
flash のインストール
LaTeX関連
コマンド
RedHat Linux 8.0 では今まで使っていたようなツールが
そろっていないため、次のように利用している。
platex -> platex
xdvi -> pxdvi
dvips -> pdvips
gv -> ggv -> nautilus
ps2pdf -> ps2pdf
また、私の環境では
ggv が再読み込みにバグがあるようなので nautilus から見ている。
pxdvi も動作しなかった。
美しいPDFの出力
platex と pdvips で作成した ps ファイルのフォントが、日本語は
美しく表示されるが英語フォントがビットマップになる。
この問題を解決するために以下の作業を行う。
1. ftp://ftp.riken.go.jp/pub/tex-archive/fonts/cm/ps-type1/bakoma
以下のファイル・ディレクトリ(数十MB)を全てダウンロードして来る。
(なお他のCTANサイトにも同様のディレクトリがある。)
2. 次に、ダウンロードしたファイル・ディレクトリを
/usr/share/texmf/fonts/type1 以下に移動またはコピーする。
3. ls /usr/share/texmf/fonts/type1 を実行すると
BaKoMa-AMS.Fonts adobe bkm-art.ps etc mrf pfm ttf
BaKoMa-CM.Fonts afm bkm-art.ps.gz hoekwater patched-pfb public urw
README.news bitstrea bluesky mac pfb tfm
このような感じになる。
4. 最後に、/usr/share/texmf/pdvips/config/config.ps ファイルの
40行目付近にある
% Configuration of postscript type 1 fonts:
p psfonts.map
という部分を
% Configuration of postscript type 1 fonts:
p psfonts.map
p +cmfonts.map
p +amsfonts.map
p +psfonts.cm
p +psfonts.cmz
p +psfonts.ams
p +psfonts.amz
に変更する。
BMPからEPSへの変換
convert file.bmp file.eps
でOK.
そのほか雑多なこと
xmms で mp3 を開けない!
xemacs のエラーメッセージ
xemacs で任意のファイルを指定して開くと、設定ファイルの場所が変更しましたよ〜という
メッセージが現れる。その通りに、ホームディレクトリにある .emacs を ~/.xemacs/ へ
移動させると問題は解決する。
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©2002 Kiyoaki Hoshino