カイジ人気投票ランキングエントリー


No.1
カイジ
本名伊藤開示。言わずと知れた主人公。エスポワールにおいては、なぜか下界にいた頃と別人のように変わり、知略、策略に走りまくる。が、持ち前のツキの無さ(運否天賦の勝負では必ず負け越す)と裏切りの連続(裏切られるたびに落ち込む)で、結局借金は増え、状況は悪くなる一方である。「ギャンブルは前に向かって進むしかねえっ!!」みたいな事を言い出したときは100%はったりで、用心が必要。冷や汗と逆境の最も似合う男。

No.2
古畑
カイジの知略を頼りに、安藤と共にカイジにくっついてくる。常に主人公の横というおいしいポジションに付きながらも、自分からはまったく意見を出さない古畑は、カイジの策略の解説者の地位に甘んじている。涙もろい様だが、なきながら人を裏切る本当に恐い男。

No.3
安藤
古畑と共にカイジの金魚の糞となり続けてきたこの庶民的キャラは、最後には「賭博黙示録カイジ最悪のキャラクター」と化した。この私も、「安藤ごときがカイジを裏切るとは」と驚いたものだ。安藤自身には知略の才能はまったく無いが、それでも最後にはおいしい所を全部持って行こうとしたこの男は、良い意味でも、悪い意味でも、人間の鏡である。

No.4
船井
誰が見ても怪しいこの異常に星を貯えたオッサンに、なぜか勝負を挑んでくるやつがいるのが不思議なのだが、とにかく船井の策ははまりまくったらしく、全盛期には、星は9個に至る。が、詰めが甘かったようだ。「策士、策に溺れる」とはこの男の事である。最終的な星の数は4つ。しかし、リピーターの船井は船を出るのに星が4つ必要である。貸付金500万の金利である200万,それに加藤からの情報提供料をプラスした借金は、今、船井に重くのしかかる。

No.5
北見
カイジの「グー買い占め」をよみ、「パー買い占め」作戦に出た男。「グー買い占めに気付いたなら、自分達もグーを買い占めたほうが儲かるんじゃないの?」と言うツッコミはおいといて、この男の末路は悲惨である。おそらくパー買い占めにも多額の金を費やしているであろうこの男の借金は、想像できない

No.6
北見の仲間
さんざん北見にくっついてきたこの2人が、敗北した北見を見たとたんあっさりと身を翻した様は、後の古畑・安藤両氏を想像させるものがある。「リーダーシップとってる奴は少し貧乏くじを引かなくてはならない」とカイジは言ってたが、グループのリーダーとは本当に損な役割である。私は、「リーダーなんかになるもんじゃないなぁ」と、のんきな教訓を得たのであった。

No.7
バランス派の男
多様なカイジのキャラの中でも、登場した瞬間から既に崩壊する事が決定していた彼は私の周りでは「涙の死兆星キャラ」として後に語られるようになっている。

No.8
坂井
マジックミラーを使ったイカサマをしたリピーター。最後に石田をすっぽらかしてさわやかにビールを飲む姿が印象的。騙すほうも騙すほうだが、騙されたほうも騙されたほうで、こんな船の中でなぜかサングラスをかける怪し過ぎる男を信用したオッサンが悪いのである。エスポワールでは多分一番儲けていた男であろう。

No.9
石田
上の怪しい男に騙された、人が良いだけのオッサン。1巻の登場時には「クズ野郎!いいかげんその金利って考えやめろよ!!」と黒服にくってかかる勇ましい一面も見せていたが、今はもう本当にただの人が良いだけのオッサンと化している。あれだけの地獄を体験しながらも(フルチン焼きゴテだぞ)今だにヘラヘラしてるオッサンだが、その人当りの良さでかろうじて生きながらえている。でもまあ、こいつもいつかは本性を現すだろう。

No.10
岡林
別室に登場した、「バランス派の男」に続く死兆星キャラNo.2。この男がどうやって別室に現金を持ったまま入れたのか疑問だが、(黒服は人をフルチンにしても金は没収しないのか?)とにかくこの男の顔は、...何と言うか、別室の似合う顔であった。

No.11
高田
終盤戦、カードを仕入れて何人かを取って食おうとしていた彼だが、船井にあっけなくばらされ、カイジと運否天賦の勝負をしてかろうじて生き延びる。「ヒイーッ!」と子供のように無邪気に喜ぶ高田の姿はなんだか可愛い。相手がツキの無い男でラッキーだった様だ。でもちゃっかりと2章で再登場した彼は、元エスポワール組としてカイジに目を付けられている。高田の目にはあの時の無邪気さは無い。彼はすっかり男の目になっていた。

No.12
加藤
「カードと情報を売りさばく事で金を得、その金で星を仕入れて生き残る」事を基本戦略としたリピーター。おそらく様々の戦略の中で、これが一番手堅く儲かる鋭い戦略であっただろう。8番の「騙した男」に次いで儲けたのはこの男であろうか。1カットしか登場しないが、その面構えから察するに、船井とは利害の一致した良きパートナーだった様だ。

No.13
遠藤
遠藤金融の取立屋 。思えば、この男に騙された時からカイジの不幸は始まったのだ。BMW、携帯、サングラスの3大ヤクザグッズを使いこなし、煙草を吹かしながらカイジに「人生を変えろっ!」と語りかける。熱い男だ。私は個人的には気に入っている。しかし、カイジがいなくなった途端、「話しにならねえ甘ったれ...ウスノロはいのいちに餌食」とののしる。福本漫画の世界では、人間の変わり身の速さはもはや基本事項である。...うーん。やっぱり私はこの男が好きだ。

No.14
利根川
エスポワールのホールマスター利根川。事務的にゲームのルールを淡々と説明していたのが、「Fuck You」の一言から一気に暴走、丸々1話を使ってクズ共に激を飛ばすシーンは、私が最も好きなシーンの1つである。「お前らは20を超えてもう何年にもなるんだから、もう気付かなければならない。勝つ事がすべてだと。」と言う台詞と、「人生の底辺を這って、這って、這い続けているのだ、ゴキブリのように」と言う台詞は、私も普段気に入って使う言葉の一つである。

No.15
黒服
エスポワールのうさん臭さの象徴のような、黒ずくめの軍団。一言で「黒服」と言っても様々いて、「貸付金4割は非常にリーズナブル」と言ったなめたオッサンとか、星3つの大勝負の時に脇役のくせにカッコつけてカイジに「にやり」と笑いかけた男とか。あと、別室で暴走したカイジに殴られて血を流してたかわいそうなのもいる。

No.16
岡林の仲間
岡林の死兆星ぶりはこいつらによって実現された。結局エスポワールでグループ作戦に出たやつは、みんな失敗しているのである。カイジの一件によるこいつらの損害は約1500万。痛い。

No.17
兵藤(会長=影のボス)
エスポワールのスポンサーは「大手の某ファイナンス会社」だったはずだが、どうやら「誠京麻雀」の蔵前だった様である(銀と金)。カイジとのタイマン勝負はいつか見れるのか!?

No.18
悲惨な男
別室に入れられる直前に、ハプニングで別室からのうめき声を聞かされ、散々あがいたが無理矢理別室へ連れて行かれた悲惨な男。この時の「ぎゃあぁぁぁぁ...ひいぃぃぃぃ...」という悲鳴は、後に「焼きゴテ」である事が判明している。また、このシーンの黒服の活躍ぶりもなかなか見物であった。

No.19
反則をした男(X)
船井の計画の破綻は、「トイレでカード破棄」というあまりに浅はかな反則に走ったあげく別室送りにされたこの男が発端だった。それにしてもなぜ「トイレでカードを捨てた」事が黒服にばれたのだろうか。エスポワールのトイレには監視カメラでも付いているのであろうか。嫌なトイレである。

No.20
佐原
第2章から登場。一見軽そうなノリで登場したが、実はなかなかの切れ者のようである。初めは店長にペコペコしていながら、最後には「あのバカ店」扱い。カイジにもあれだけペコペコしていたのに、スターサイドホテルでカイジと再会した時には、なぜか偉そうになっている。おまけに煙草まで吸っていやがった。

No.21
店長
コンビニ「GMVM」の店長。佐原に10万円盗まれるわ、カイジにケンカを売られるわ、おまけに3人の店員のうち2人が一度に止めてしまうわで踏んだり蹴ったりの店長。 「ざわざわ...」ではなく、「うき...うき...」という珍しい効果音(?)も使いこなす男。

No.22
その他
上であげた人物以外に投票したい人は、ここを選んでコメントの所にそれは誰なのか書いて送って下さい。



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