Trick Time Adjuster
Tips
Microsoft社製「Outlook Express」(OE)には、「送信時刻」と「受信時刻」というものがあります。「受信時刻」は、実際に受信サーバがうけっ取った時刻なのですが、「送信時刻」は、発信者が「送信サーバ」に送信した時刻ではありません。「送信時刻」は、OE の「メール作成」において、「送信」ボタンを押した時刻が記録されるのです。すなわち、メールを作成した時刻が記録されるわけですね。
実際ほとんどの人は、メールを作成したあとには、「送信トレイ」に置いて、一度読み返してみてから、「送受信」ボタンを押して、送信すると思うのですが、そこで、些細なミスに気が付くことがあると思います。
しかし、ここで修正を加えると、「送信時刻」が変わってしまうことになります。つまり、この「送信時刻」というものは、ファイルのタイムスタンプに似た要素なわけなんですが、ほんの些細な修正で、本来のメールを作成した時刻が損なわれてしまうのは、なんだか忍びないような気がしませんか...?
拙作の中には、ファイルのタイムスタンプを保持し、修正しても、元のタイムスタンプに戻すことが出来る「TimeStamp Stopper」なるものがありますが、これは、「ファイル」として保存されいるのものしか保持できず、OEに内包されているメールのタイムスタンプを直接保持することは、到底出来ない芸当であります。
そこで、この「Trick Time Adjuster」(TTA)の出番です。
なんだか、めんどくさそうですが、(メールの修正を除く)全ての操作がマウスのみで行えますので、なれれば、非常にスピーディーに行えます。あとで、ここで生成したファイルの削除もお忘れなく...