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証券会社の選び方1999年10月より手数料が自由化しました。インターネット証券では、手数料がもっとも安いところで従来証券会社の1/10です。株売買で利益をあげていこうとするなら、インターネット証券を選ぶべきです。 株売買を行う場合、手数料は馬鹿になりません。自由化後も、従来の手数料を維持している大中証券で、手数料は、売買金額の1.25%程度です。売り買いすると2.5%になります。月に一回程度、年に10回、株を売買すると25%の手数料を証券会社に支払うことになります。年に25%売買益があったとして、利益はとんとんです。 あなたが株売買の経験がある方なら、年平均25%の売買益を上げることがいかに難しいか分かるはずです。いままで多くの個人投資家が利益を上げられなかった最大の要因は、手数料の高さにあったといっても過言ではありません。 相場のプロはいない (証券会社の営業は株のプロ?) 証券会社にいくとカウンターで営業マンはしたり顔で、銘柄を薦めます。彼らは、相場のプロなのでしょうか。結論から言えば「ノー」です。彼らは、会社の方針に添って動いているだけです。会社の方針とは、顧客にできるだけ多く売買をさせて手数料を稼ぐことです。 (証券マンの情報に頼らない) 確かに証券会社にいますから、営業マンは相場の上がり下がりを肌で感じています。またいろいろな情報に接する機会は多いでしょう。しかし、その程度の情報は、新聞などを注意してみていれば、入ってきます。相場に重大な影響を及ぼすような情報を知っていたとしても、一般の個人投資家に教えるようなことはしません。仮にそのような早耳情報を知って一時的に儲けたとしても、そのような幸運は長く続きません。早耳情報のみに頼っていては、長い期間で見れば、儲けることは難しいでしょう。 (VIP用口座でも損失) 証券会社の自己売買部門や投資信託会社にプロがいるではないかという声が聞こえそうです。仕事にしているという面ではプロでしょう.彼らの相場に対する無能振りを示す例として、少し前に、大証券が総会屋に脅され金を支払うという事件がありました。総会屋は証券会社のVIP用特別口座に大金を預け運用を任せたものの大損し、その損失補償として証券会社からお金を脅し取ったことが問題になりました。しかし、見方を変えると被害者は総会屋です。証券会社を信用した総会屋がかわいそうなくらいです。 (サラリーマン根性で動く機関投資家) 投資信託にしても、バブル後の相場では散々なものでした。要は彼らは、みんなが買えば買い、売れば売るというだけで、「赤信号、みんなで渡れば恐くない」のサラリーマン根性で動いているに過ぎません。機関投資家といわれる保険会社、銀行なども同様です。 (個人投資家こそ相場のプロ) 相場のプロがいるとすれば、それは自分の資金で売り買いをし、相場の苦しさを知りぬいた個人投資家です。最後の相場師と呼ばれた是銀こと是川銀蔵が、情報はどこから得ているのかと聞かれて、新聞を注意深く見ていれは相場はわかると答えた話が伝えれています。新聞などから情報を得る目を鍛えるとともに、相場の軌跡であるチャートを研究することで、あなたも相場のプロになることが出来ると思います。 新手数料比較
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