タグジャンプして実行 Ver.0.5 00/3/26 by 島田元 [概要] QXエディタ用マクロです。 QXにはタグジャンプという便利な機能がありますが(詳しくはQXのヘルプ を読んで下さい)、別のファイルにジャンプしたとき、たまにそのファイルを 他のアプリで実行したいことがあります。 例えば QGrep で HTML ファイルを検索したとき、タグジャンプすると同時にブ ラウザでも開いてみたいとか、リッチテキストファイルを検索したときに、ワ ードパッドや Word で開いてみたいとか、そういうことです。 タグジャンプ元のファイルの上でこのマクロを実行すると、登録した実行ファ イルをリストアップしたポップアップメニューがあらわれますので、あとは選 択するだけです。 行番号まではジャンプしてくれませんが、QXの方でもタグジャンプしてるの で、そちらを参照すると、長い文書でも該当個所が容易に分かると思います。 なお、このマクロはQXエディタ Ver.6.3 にて動作確認しています。 [インストール] アーカイブを解凍すると、以下のファイルが出てきます。 G_TAG.MAC:マクロファイル本体 G_TAG.TXT:このファイル インストールは、これらのファイルをQXのマクロディレクトリに置くだけで す。なお、G_TAG.TXT は、なくても構いません。 アンインストールは、これらのファイルと、QXディレクトリ内の G_TAG.INI を、削除するだけです。 [使い方] プロシージャ main を実行すると、初回は「設定」とのみ書かれたメニューが あらわれますので、選択して実行して下さい。 実行ファイルの登録画面になります(もうひとつのプロシージャ option を実 行しても、同じことになります)。 登録の方法は、画面最上部のエディットボックスに実行ファイル名をフルパス で記入するだけです。パスの通ったディレクトリにある場合は、ファイル名の みでも構いません。 このとき「参照」ボタンを押すと、ファイルを開くダイアログになりますので、 そちらから実行ファイル名を指定することができます。 引数は、右横の「パラメーター」と書かれたエディットボックスに記入して下 さい。例えば(ぜんぜん意味のない登録ですが)こんな感じです。 実行ファイル名:C:\Command.com パラメーター:/K TYPE ここで「OK」ボタンを押すと、実行時のウィンドウの大きさを尋ねるダイアロ グに変わりますので、適当なものを指定してやって下さい。 最後に、もっと登録するか否か尋ねてきますので、「はい」か「いいえ」を選 んで下さい。「いいえ」を選ぶと、登録は終了です。 あとはタグジャンプもとのファイルの任意の行にカーソルを置いて再度 main を実行してみて下さい。 登録したファイル名が「……で開く」という風にポップアップメニューに追加 されてますので、選択してやると、タグジャンプするとほぼ同時に、そのファ イルでも実行します。 登録を解除するには、再度登録画面に戻ります。 登録した実行ファイルがリストアップされてますので、選択して「DELETE」ボ タンを押して、「OK」ボタンを押せば解除は終了です。 DELETE といっても、ファイルを削除するわけではないので、ご安心を。 なお、パラメーターの指定は新規登録時にしか行えません。既に登録した実行 ファイルで指定し直したいときは、登録解除してからやり直して下さい。 main をQXの右クリックメニューにでも加えておくと、便利だと思います。 [終わりに] 無料です。 最新版は、末尾に記載した URL から入手できます(どちらからも辿れます)。 このマクロをダウンロード/インストール/実行したことで、何か不都合が起 きても、作者は一切の責任を負いかねます。 サポートは、一応QX−MLか、末尾に記載したメールで行いたいと思ってま すが、義務とは解しません。 QX−MLは、下記の URL から参加できます。 http://www2.justnet.ne.jp/~chic/qx_ml.html QXは、araken さん作の高機能テキストエディタです。 以下の URL から入手できます。 http://www2k.biglobe.ne.jp/~araken/ araken さん及びQX−ML参加者の皆さん、ダイアログを作成するのに便利な DialogBuilder をお作りになったねこみみさんに感謝いたします。 島田元 mailto:shimagen@24h.co.jp http://tokyo.cool.ne.jp/shimagen/ http://www.vector.co.jp/authors/VA017034/