どこでも QGREP Version 0.5 β 99/10/24 by G-SOFT(島田元) !注意! お使いになる前に、必ずこの文書を最後までお読み下さい。 1.はじめに araken さん作の文字列検索ソフト QGREP 用ユーティリティです。 ヘルプファイルやブラウザなど、いろんなアプリケーションのウィンドウで、 選択した文字列をキーワードとして QGREP に渡せます。 自分で欲しい局面が出てきてパパッと作ったので、割と不親切な作り(汗) ですが、他にも欲しい人がいるような気がしないでもないので公開します。 当然ながら QGREP を使ってないヒトには無意味です。対応している QGREP の Version は 3.3 です。 2.インストール 以下のファイルを同一ディレクトリ内に置いて下さい。アンインストールは すべて削除するだけです。レジストリは使ってません。 anyqg.exe anyqg.ini Exforce.dll hspext.dll readme.txt 3.お使いになる前の準備(これをしないと使えません) 3−1.テキストエディタなどで anyqg.ini を開き、記入されている QGREP のコマンドラインをご自分の環境に合わせて書き替えて下さい。必ず一行目 に記入して、行末で改行しておいて下さい。 3−2.anyqg.exe のショートカットをデスクトップかスタートメニューの プログラムグループに作り、ショートカット上の右クリックでプロパティを 開いてショートカットキーを指定(例:Ctrl + Alt + G)して下さい。当然 ながら他で使ってるショートカットキーとダブらないようにしましょう。シ ョートカットキー以外による起動はオススメしません。 4.使い方 4−1.とりあえず、なんかの Winhelp のページを開いたり、Internet Explorer などのブラウザでどこかのページにアクセスしたりしてみて下さい。 4−2.文字列を選択し、3−2で記入したショートカットキーを押して下 さい。QGREP が立ち上がって選択した文字列を検索キーワードにしてるはず ……だと思います(汗)。 5.制限 5−1.64 バイト以上の文字列はちゃんと取得しません。 5−2.そのまんま渡します。従って正規表現したかったり、QGREP で正し い検索文字列として認識されないような場合は、QGREP 起動後に手作業で直 して下さい。半角スペースやダブルクォーテーションぐらいには対応しよう かなあと思ったのですが、複数含まれると面倒だし、QGREP ユーザーには自 分でナニするヒトの方が多いような気がするので……(汗)。 5−3.文字列を選択したウィンドウがアクティブになってないといけませ ん。これがショートカットキーによる起動をしなきゃいけない理由です。 5−4.文字列の取得にクリップボードを使うので、QTClip とか使ってるヒ トは履歴がひとつ増えます。また、Ctrl + C でコピーできるアプリケーショ ンウィンドウ上でないとうまく動作しません。 6.便利かも知れない使い方 何も選択してないときはクリップボードにある文字列をキーワードとして認 識します。従って QTClip なんか使ってるヒトは、履歴とか登録した文字列 なんかをキーワードに検索するのがカンタンになるかも知れません。 7.おわりに いちおう Windows95 以上(含 98)、Windows NT3.51 以降に対応してるつも りですが、テストは以下の環境でのみ行ってます。 富士通 FMV-5133NU5/W CPU:Pentium-133MHz キャッシュメモリ:16KB(CPU 内蔵)、外部 256KB BIOS ROM:512KB(フラッシュ ROM) システム RAM:32MB(オンボード 16MB+拡張 RAM モジュール 16MB) OS:Windows95 4.00.950 B(OSR2)+ Internet Explorer 5 著作権は同梱の dll を除き、すべて私が有してます。アーカイブの構成を変 えない限り転載・配布は自由ですが、事後でもいいのでご連絡下さい。改変 も自由ですが改変したものを配布されようとする場合は必ず事前に私の許可 を得て下さい。 同梱の hspext.dll はおにたま(onion software)さん、Exforce.dll は佐 藤寛之(FORCE)さんの著作物です。おにたまさんは本ソフトの開発言語/コ ンパイラである HSP の作者でもあります。おふたりに感謝いたします。 QGREP の作者、araken さんにも感謝いたします。QGREP の最新版は以下のペ ージから入手できます。 http://www2k.biglobe.ne.jp/~araken/ β版ですが、これは同梱の Exforce.dll(Ver3.0β2)、コンパイラの HSP (ver2.5s Final Release 2)がそれぞれβ版であることに起因してます。こ のことは納得しておいて下さい。それぞれが正規版になったら即座に対応し て、ただちに正規版を名乗ります。 んで、当ソフト自体、今後、機能追加する予定はありません(すんません)。 仕事のついでに作って、この文書を書く方が時間がかかってるぐらいのもの なので……(汗)。「おれがもっとよくしてやろう」という奇特な方は、メ ール下さい。ソースファイルを送ります。 機能追加の要望にはお答えできませんが、不具合修正には出来る範囲で対応 しようと思いますので、何かあればメール下さい。義務とは解釈しません。 当ソフト使用に伴う不都合には責任は負いません。 G-SOFT(島田元) aaa72850@pop07.odn.ne.jp shimagen@24h.co.jp http://tokyo.cool.ne.jp/shimagen/