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Wings Holiday Music


開発秘話?

 いったいどうしてこの作品を作ったか。その理由は、ズバリ「RPGを作りたかった」に尽きます。

「Wings」は習作も含めれば3作目のRPGです。最初の二つはとってもコミカル(?)、ストーリーもライトタッチ、随所にジョーク満載。

これはこれで楽しいんです。

しかし、私の部活をモデルにした以上、やはり私にとっては「借り物」になってしまうんで、じゃあ、一人でやってみようというのが本作の始まり。時に、98年初秋。前作が完成に近付いたころには構想がスタートしてました。

やがて近未来路線でほぼ固まり、レックス(後のレイヴァン)を中心にストーリーが出来て行きました。

(レックス初期稿→)

 そう、初期稿ではレイヴァンが主人公だったんです。外付けの翼を持っていて、戦闘時には外して武器にするというとんでもないやつでした。

しかしこの段階で一時中断。ストーリーも、スクリプトも全然ダメになりました。合間に作ったのが「天気部ボードウゲーム」というアイコンベースのシミュレーションRPGもどき(ホントは何なのか分かりません)。多数のキャラにそれぞれアイコンを作ったため、アイコンがちょっとたまりました。これが、停滞していた開発を楽にしました。

そして、主人公をカイトに変更。ストーリーを事前に作るのをもうやめて、スクリプティングと同時に考えるようにし、再スタート。女の子の主人公には不安もありましたが(女の子のセリフ書くのが気恥ずかしくってしょうがない)、レイヴァンが主人公の時よりサクサクとストーリーが出来ていきました。

そして天気部内でのプレビュー版リリース。なかなか好評のようなので突っ走ることに決定し、バージョン1.X完成。

その後バグフィックスと改良のバージョン2.Xとなりました。

Wingsの世界の物語はまだこれだけではありません。前後それぞれに歴史が設定してあります(こじつけとも言う)。

でも、その話はまた次の機会に。



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