- 先読みデータ数
-
表示範囲の外側のファイルで、あらかじめ読み込んでおくファイルの数。
この値が大きいほど表示範囲の移動がスムーズに行われます。
詳細は下記参照。
- キャッシュデータ数
-
表示範囲の外側のファイルで、データを開放しないファイルの数。
この値が大きいほど表示範囲を戻す処理(範囲を左に移動し、その後右に移動する)がスムーズに行われますが、消費メモリ量が増大します。
また、先読みデータ数に比べてこの値が大きいとファイルの再読込回数が少なくなる為、負荷が少なくなります。
詳細は下記参照。
- ファイル更新時の自動再読込
-
チェックが入っていると、
Rekisaのウィンドウがアクティブになった際に開かれているファイル
(表示範囲外のファイルを含む)が更新されていないかチェックを行い、
更新されていれば再読込を行います。
先読みデータ数・キャッシュデータ数の解説
次の図は
- 表示ファイル数:3
- 先読みデータ数:1
- キャッシュデータ数:3
の設定で12個のファイルを開いた時の様子です。
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■の部分は表示範囲です。
■の部分は表示されていなくてもファイルが読み込まれる範囲です。
読み込みが完了すれば、表示範囲をこの部分に移動する処理はスムーズに行われます。
■の部分は一度ファイルが読み込まれれば、そのデータをキャッシュしておく範囲です。
一度読み込みを行っていれば、表示範囲をこの部分に移動する処理はスムーズに行われます。
□データをキャッシュしない範囲です。
表示範囲をこの部分に移動すると表示範囲の変更後にファイルを読み込む為、
読み込み完了までの少しの間はファイルの内容と相違点が表示されません。
先読みデータ範囲、キャッシュデータ範囲は、表示範囲と共に移動します。
例えば、表示範囲を一番左に変更すると次のようになります。
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