注意:このソフトはすでに開発停止しております。以降の記述は過去のものです。
通常、未登録アプリケーションを開こうとすると『ファイルを開くアプリケーションの選択』ダイアログボックスが現れますが、Windowsのレジストリ内の[HKEY_CLASSES_ROOT\Unknown\shell\open\command]キーの[標準]にコマンドラインを記述する事によりそのアプリケーションで自動的にオープンできるようになります。(Windows95/98の場合)
また、こうする事により登録済みのアプリケーションも、Shift+Enterの同時押しにより未登録ファイルとして開く事ができ、非常に便利ではあるのですが、実際には若干不満が残ります。
例えば、画像ファイルなどは普段(Enterキー単体押しの時)は軽いグラフィックビュアーでオープンし、Shift+Enter時にはペイントソフトで編集できるようにオープンする、という風に設定する事はできません。
もちろん『フォルダオプション』−『ファイルタイプ』中で関連付けのカスタマイズを行えばコンテキストメニュー中でオープンする事は可能ですが、登録するのが面倒・メニューを開かなければならないのでやっぱり面倒・アプリケーションインストール時に勝手に書き替えられて面倒、とあんまりいいことはありません。
そこで未登録ファイルとしてオープンされたファイルの拡張子を判別してアプリケーションを起動する補助的なツールを作ってみました。
わかりやすくいうと『関連付けをもう一つ作れるツール』です。
注:このツールはレジストリの知識がある人を対象としています。
WindowsXP にはエクスプローラにて標準以外に使用するアプリを登録することができるようになっているため、もはや不要なのではないかと思います。
日本語Windows95/98/NT4.0以上が動作しているPC。
StartEx.exeとStartEx.iniを同じフォルダ内に展開します。
StartEx.iniの[Application]キー内に関連づける拡張子と起動するアプリケーションを記述していきます。記述方法はStartEx.iniを参照してください。
Defaultには関連づけられていないファイルを開くアプリケーションを記述します。
実際に使用する時は次の様なコマンドラインで実行します。
StartEx [ファイル名]
もちろんこのままでは意味があまりありませんから、StartExを未登録ファイル用のアプリケーションとして登録します。
登録先のキーは[HKEY_CLASSES_ROOT\Unknown\shell\open\command]です。 もし存在しない場合は[新規作成]−[キー]にて作成してください。
[HKEY_CLASSES_ROOT\Unknown\shell\open\command]キー内の[標準]という文字列値にStartExのフルパスを記述してください。StartEx.exeが"F:\SystemIFC\StartEx"にある場合の登録例です。
これでShift+Enterで登録したアプリケーションでオープンできるようになるはずです。
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