初めまして、たろうです。
このエッセイを見ている人が僕のことをご存知でしたら幸いです。
様々な人に読んでいただくチャンスをいただいたことですしカードワースに対して思っていることを書こうかと思ったのですが、あまり頭に浮かびませんでした。
ということで僕がカードワースをやることになったキッカケや、その後の経緯などを述べようと思います。
<カードワースと出会ったきっかけ>
今から7年前、僕は「スプリガン」という漫画が大好きでした。
そして劇場アニメ化されると聞き大興奮です。
あの格好良い主人公が劇場で見られる!
詳しく知りたくなりネットで検索しました。
すると出てきたのがカードワースシナリオ「スプリガン○○○」でした。(作者に許可を取っていませんのでシナリオ名は隠させてもらいます)
それを漫画のスプリガンであると勘違いしダウンロード。
解凍して中を見てみると何か分からぬ画像や音楽。
「はて、これのどこがスプリガンなのか?」
もう一度サイトを見てみると……カードワースというフリーのゲーム。
「あのスプリガンをゲームで出来る、しかも無料!?」
更に勘違いを重ねカードワース本体をダウンロードして起動!
しかし現れたのはハゲの親父にトレイ持った娘。
「これのどこがスプリガン?しかも冒険者を選ぶ?」
この頃になって自分の思っていたスプリガンと違うと気づきました。
間違いに気づきうな垂れていたのですが、折角だしそのスプリガン○○○というのだけでもやってみると決意。
少々プレイ方法に迷いつつも冒険者を6人揃え、そしてやってみました。
そしたら……
「お、面白い!」
驚愕しました。
何度も変わるフロア。
特に驚いたのは敵が分裂して魔法しか効かないというところでした。
ですが作ったばかりの冒険者は一同Lv1でスキルは誰も持っていません。
負けてしまう結果になりましたが、あの敵を倒してみたいその気持ちが強くなり再度挑戦。
結局クリアはやらずに諦めてしまいましたが、ギルドにある大量のシナリオを発見して更に驚愕。
様々なシナリオをダウンロードしてやってみました。
その頃は新鮮すぎてどんなシナリオでも楽しめました。
モンスターだけではなく、親父と戦い、兄貴と戦い、様々なものと戦い……
それらのシナリオをしている内に、こう思いました。
「自分もシナリオを作りたい!」
<シナリオ作り>
今ではうろ覚えで何を作ったかはあまり覚えてないのですが、とりあえず最初に作ったシナリオは「はっぱ星人」でした。
「今日から俺は!」という漫画に出てきたあるネタをパクりました。
森で遭難した主人公がカレーを奪うため、はっぱを大量に身にまとい、人を脅してカレーを奪う……
そんなお話でした。
「よし、はっぱ星人をネタに作ろう!」
そうしてエディターのヘルプを見ながら何とかして作っていきました。
ですが、そのころはカードワースの作り方などを理解していないことが多く、作っている最中で超駄作シナリオとなってしまい、途中で挫折。
勉強もかねて数々のシナリオをやり、様々な表現方法を知りました。
そして二作目に作ったのは「詩人とネコ」
これは最北の扉亭にアップしてあるシナリオとはストーリーが同じだけで、全く別のシナリオです。
そして何とか完成。
この時にはシナリオを作るという面白さに魅了されていました。
三作目となるシナリオは行方不明の旦那を探すという依頼。
しかしこのシナリオを製作途中でアクシデント発生。
「はっぱ星人」「詩人とネコ」「旦那探し」三作ともデータが消えてしまいました。
ショックではありましたが、シナリオ製作に燃える炎はまだまだ健在。
そして四作目となるのが、あのネットで初めて公開した「今度の奴らは群で来る」です。
自分でも中々無い設定に嬉しく思い、順調に製作が進んでいると、「シナリオコンテスト」というのを発見。
シナリオを投稿し、そして複数の審査員に採点してもらう面白いイベント。
「出したい!作ったシナリオを投稿したい!」
開催期間まで時間が残り少なかったこともあり、デバックもさほどせず、素材圧縮なども全くしないで投稿。
自分のシナリオはどう見られているのかが、気になり夜も眠れないという感じでした。
しかし現実は甘くなく、結果は散々足るもの。
誤字脱字の嵐、当初はバグ有りで進むことすら出来ない、素材圧縮を全くしていなかったこともあり、容量は何と4Mを超え……
低い点数を付けられ、その時はあれだけ頑張って作ったものが評価されないことに少々ショックを受けました。
が、そんなへこんだ僕に多大な喜びを与えてくれたのが、感想メールでした。
面白かった、と。
思わずガッツポーズです。
楽しんでくれた人はいた!
それだけでもう胸は一杯でした。
そしてバグを無くし誤字脱字を消し、素材もちゃんと圧縮して出しました。
その頃は『戦場の敵』を本気で作ろうと思っていましたが、バイトを始めて時間的に余裕が無くなっていたのです。
体も疲れ、残り少ない時間の中で作るというのは思った以上にシンドイ。
作ろう、作ろうと思いつつ、結局はポシャってしまいました。
その後、時間に追いまくられる日々が続き、シナリオを作る機会が少なくなってきた頃……
「シナリオでちゃんとしたのを作りたいな……」
そして出したのはネット公開二作目の「娘を取り戻してくれ」です。
製作途中で飽きてしまい未完成で放置されていたシナリオだったのですが、時を置きやってみると面白く感じ最後まで作りました。
ネット公開三作目となる「詩人とネコ」は、アクシデントで消えてしまったあのシナリオです。
「前は消えてしまったけど、作り直したい」
そう思いシナリオ作成、一度は作ったものだけあって製作はそれほど難しいものではありませんでした。
それからというものは、どんどん自分の好きなものを作り上げていきました。
<シナリオ作成のスタンス>
シナリオを作っていくことについて思ったことなのですが、僕のシナリオ製作は「スプリガン○○○」の影響を受けていると思うのです。
最初にやったシナリオなだけに印象が強かっただけなのかも知れませんが、「スプリガン○○○」は何度もフロアが変わる、敵は魔法でしか効かない、などなどプレイヤーを楽しませる要素がありました。
そのせいでしょうか、僕の中ではカードワースは『ソードワールドの世界観』よりも『自分の好きなように作れる』というイメージがついてしまったと思います。
今でも僕の中ではカードワースというのは僕が表現したいものを出せるものであると考えています。
これって面白そう、やってみたい、そんなことがふと頭を過ぎると、とりあえずエディターを開きます。
長くなってしまいましたが、カードワースとの関わりを持ってからこのような形で続いてきました。
そしてまた何かやりたいものでも出たら、新しくやってみるのではないかと思います。
やりたいことや表現したいことが出来てしまうカードワース。
このカードワースをこれからもどんどん楽しみながらやってみようと思います。