Visual SQL Creator 環境設定編
基本編
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Lastupdate : 2001/10/22 by kit
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1. Network.cfgの設定方法
ファイル名は固定(「Network.cfg」)です。
位置付:ユーザ管理ファイルを共有で管理する為の管理ファイルです。
唯一このファイルのみ固定です。
ユーザ管理ファイル(account.txt)のパス名先を管理する為の設定です。
この設定は、ユーザ管理ファイルをネットワークで共有する際の為などに行います。
書式
PASSFILE&;[ユーザ管理ファイルパス名];
[ユーザ管理ファイル内で環境設定ファイル指定フィールド列番(-1)];
(注意):フィールド番号のところは、3といれておいて下さい。
この設定は、1つのみです。複数設定すると、最後に設定した項目が有効に
なります。
<例>
ファイル名:c:\tools\openkit\network.cfg
PASSFILE&; c:\tools\openkit\account.txt ; 3 ;
2. ユーザ管理ファイルの設定方法
・サンプルファイルは、「account.txt」です。
・本ソフトで利用するユーザとDB接続先を管理する為の設定です。
・環境設定ファイルパス名の先頭に「@」を付けるとMAP画面から視覚的にDBへの接続が可能です。New
設定方法については、こちらを参考にしてください。
・ファイル名の命名は自由で、ここではaccount.txtとしています。
書式
[ユーザ名];[グループ名];[パスワード];[環境設定ファイルパス名] ;
または、
[ユーザ名];[グループ名];[パスワード];[@MAP画面設定ファイルパス名] ;
(注意):「グループ名」は使われていないので設定する必要はありません。
<例>
ファイル名:c:\tools\openkit\account.txt
scott;;tiger;c:\tools\openkit\samp.cfg;
taro;;taro;c:\tools\openkit\taro.cfg;
hanako;;hanako;c:\tools\openkit\hanako.cfg;
www;;www;@c:\tools\openkit\map.cfg;
3. 環境設定ファイル(openkit.cfg)の設定方法
サンプルファイルは、「samp.cfg」です。
account.txt内で設定した個々のユーザ単位に詳細な環境を設定するためのものです。
環境設定ファイルには、デフォルトのopenkit.cfgがあります。
デフォルトのopenkit.cfgのファイル名以外は、自由に決めて下さい。
ファイル名命名のお勧め:<ユーザ名>.cfgとすると管理しやすくなると思います。
以下の項目を設定していきます。
3.1 LOGIN&の設定
Oracleのユーザ名とパスワードを設定します。ユーザ名とパスワード「/」で区切って
ください。
MS-Accessの場合は、設定は不用です。
書式
LOGIN&; [ユーザ名/パスワード] ;
<例>
LOGIN&; scott/tiger ;
3.2 HOST&の設定
Oracle接続の為のサービス名を設定します。(tnsnames.ora内で設定した内容)
OracleのEasy Configで作成したサービス名(又は、データベース別名)のことです。
Oracleデータベース識別と接続に使うユーザ定義の論理名の設定です。
※ インストールするマシン(WindowsNT4.Xなど)に既にOracleのEMPデータベースが存在する場合は、「Beq-local」とすれば接続できます。
※ MS-Accessの場合は、MDBファイルのパス名を設定してください。
<例> HOST&; c:\database\data.mdb;
書式
HOST&; [サービス名] ;
以下の例だと、「oradb」となります。
<例>
Beq-local.world = <--------- ここの名前です(ローカルマシンのDBへ接続する場合)
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS =
(PROTOCOL = BEQ)
(PROGRAM = oracle80)
(ARGV0 = oracle80ORCL)
(ARGS = '(DESCRIPTION=(LOCAL=YES)(ADDRESS=(PROTOCOL=beq)))')
)
)
(CONNECT_DATA = (SID = ORCL)
)
)
oradb.world = <--------- ここの名前です(222.222.22.22マシンのDBへ接続する場合)
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS =
(COMMUNITY = tcp.world)
(PROTOCOL = TCP)
(Host = 222.222.22.22)
(Port = 1521)
)
)
(CONNECT_DATA =
(SID = oracle)
)
)
<例>
HOST&; oradb.world ; <--------- この様に設定して下さい
3.3 TIMER&の設定
本ソフトのメイン画面セーバーの設定です。画面を操作する間隔が設定値を過ぎたら、
自動的にログイン画面等に戻ります。
値を0にすると、この機能は解除されます。
ログインして、検索や、登録している最中にパソコンから離れてしまった時
などに有用だと思います。
「DBをこっそりと検索されない様に」?
書式
TIMER&; [秒数] ;
<例>
TIMER&; 600 ;
3.4 USERINFO&の設定
メイン画面上にメッセージを表示する為の設定です。
メッセージは左に繰り返し回数スクロールしながら表示します。
書式
USERINFO&; [メッセージ] ; [繰り返し回数] ;
<例>
USERINFO&; メッセージも表示できます ; 5 ;
3.5 VIEWLIMIT&の設定
検索SQL文定義ファイル用の設定です。検索ヒット件数のMAX値を設定します。
ユーザが「%」で実行してしまった時などに役立ちます。
検索結果の最大数は、このMAXとなります
「VIEWLIMIT&; 0;」に設定するとこの機能は無効(解除)になります。
書式
VIEWLIMIT&; [MAX数] ;
<例>
VIEWLIMIT&; 500 ;
3.6 MENU&の設定
メイン画面のメニューの選択欄に設定する内容です。
このMENU&,MENU2&,MENU3&,MENU4&のみ、複数設定が可能です。
書式
MENU&; [メニューのタイトル] ; [SQL文定義ファイルのパス名];
MENU2&; [メニューのタイトル] ; [SQL文定義ファイルのパス名];
MENU3&; [メニューのタイトル] ; [SQL文定義ファイルのパス名];
MENU4&; [メニューのタイトル] ; [SQL文定義ファイルのパス名];
注意: メニュータイトルは、必ずユニークになる様に設定して下さい。
<例>
MENU&; Oracle Sample EMP【検索】 ; c:\tools\openkit\emp_qry.txt;
MENU&; Oracle Sample EMP【検索Join例】; c:\tools\openkit\emp_dict_qry.txt ;
MENU2&; Oracle Sample EMP【登録】 ; c:\tools\openkit\emp_ins.txt ;
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